全員へ。【売却指示】AGC、8/8 成行注文にて損切り
人によっては利益確定の人もいるだろうが(;^ω^)
22年度の赤字決算、24年度の赤字決算と、直近の5年間で2期続けて
赤字を垂れ流す企業はめずらしい。同業の富士フィルムのバイオCDOMは
順調に推移しているのに、同じ事業をやってるAGCが、しかもその他のセグメントの利益をすべて帳消しにして赤字に転落とは、ありえないほどの愚かさだ。
この銘柄を長期で保有することに恐怖さえ覚える。経営陣が無能なのは明らかだ。
・22年度から始まって24年度1Qまでロシア関連の現損が発生した。
・22年度末には少なくとも4つの現損があった。
・24年度にはロシア、バイオCDMOにて、合計3種類の現損が発生。
減損損失とは一過性の損失であり、普段なら軽く聞き流すのだが、
さすがにこの企業は多すぎる。バイオCDMOの設備投資の部分が、25年以降も
赤字を引っ張る可能性は高いと俺は判断し、最悪27年ごろまで株価低迷の可能性が考えられる。仮に25年に黒字になっても、26年にまた赤字に転落することも覚悟せねばなるまい。
経営の神様、稲森塾、永守塾を学んだ俺から言わせてもらえば、AGCの企業経営の判断は「遅い」に尽きる。岸田首相のように「あ~。その件につきましては、慎重に検討を~~」と言い続けてる感じだ。なぜ24年度になってもロシア関連の現損があるのか。設備撤退なら他の企業は遅くとも23年の前半までに終了してるし、事業の撤退判断なら総合商社は22年の3月にはすでに行っている。
米マクドナルドや英蘭シェルなどは2月中に撤退を決めて直ちに現損を出した。
しかし、AGCは24年度の5月まで「うちにはロシア関連が~~」と言い続けてる。やはり馬鹿だとしか思えないのだ。
AGCが今後、平井社長から別の社長に後退すればこの状況が改善する可能性もあるが、年功序列大勢だとしたら次も馬鹿の可能性がある。よってそれらの可能性を考慮せずに別の銘柄に逃げた方が得策だろう。
AGCはDOE(自己資本を根拠にした配当下限)を設定しているが、その原資となる利益剰余金は赤字になるたびにわずかに減少してる。利益がゼロでも銀行への債務負担は減らない。黒字にならないバイオ事業の設備投資の分も回収できない。未来は暗いだろう。数年先に減配の可能性を覚悟するべきだ。
(*ノωノ)
まずみんなに謝っておきたい。
すまない。
昨年の素元も科学に次いで二番目の損切り銘柄となってしまった。
決定打になったのは、今日発表された富士フィルムのバイオCDMO事業並びに
ヘルスケア事業そのものが順調で、総合的に利益の上方修正をしたことだ。
富士フィルムが経営偏差値70だとしたら、AGCのそれは23くらいしかない。
(全教科平均点が10点から0点)
俺が怒りを感じるのは、AGCには建築ガラス、自動車向け、液晶パネル、電子部品など幅広いセグメントがありながら、ライフサイエンス(当バイオ)が一つこけただけで、【最終赤字】に転落してしまうことだ。どれだけ売り上げを上げても意味がないことが、22年に続いて平然と24年も繰り返している。
22年に赤字だったのは旭化成もそうだったが、旭化成はきちんと利益を回復した。花王や三菱ケミカルも赤字すれすれだったが、きちんと回復した。
損切りの判断には以下がある。赤字の理由が
・内部理由(経営者がバカ)
・外部理由(市況、政治、為替など)
のいずれかだが、AGCに関しては残念ながら前者と判断した
「AGCのありたい姿2030」との中期経営計画は、子供の書いた作文だろう。
俺はこの作文を信じてしまった。あの利益目標を達成するのはまず不可能だ。
今年の議決権行使の段階でAGCの馬鹿さを見抜くとこができなかった。
AGCの役員以上に俺自身が無能であることを素直に認める。
稲森和夫著「アメーバ経営」、コトラー著「ラテラル・マーケティング」、
MBA(経営学修士)の本が手元にあるので、今後もさらに経営学について知識を深めたいと思っている。製造業については派遣従業員としていろいろな企業で働いた経験があるのでそれなりに知ってるつもりだったが、甘かったな……。
ちなみに派遣で働いてても「うわ…この職場を管理してる上司たちは馬鹿だな…」と思うこともあった。
どうしたら俺は賢くなれるのか。ミスがなくなるのか。それを毎日考えながら過ごしているのだが、それでもミスが出てしまうことをどうか許してほしいm(__)m
筆者の明日の売買計画
「日本外需株」にて
AGC → 損切り(8万円くらい)
買い候補
大和ハウス、小松製作所、KDDIのいずれか。
現時点では大和ハウスにするつもりだ。
(*´ω`) 外需は母の口座なので損切りの件を本人に伝えたら
「私は経営のことはさっぱりわからないから好きにすれば?
あなたが損切りしたと思うならそれでいいと思うよ」
とナイターの甲子園の観戦(今年からナイターが始まった)に夢中だった。
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