このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(268文字)
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(196文字)
日常と非日常感を見事に描いた作品。今付いてる似非純文学というタグが目を引きますが、純文学性の高い作品。4000文字にも届かない短編で「人」を描く作者の力量は確か。タイトルにもある、不幸とは何か。人生において不運不幸は避けて通れない。作中、誰もが直面する場面から何を感じるかは読み手の感覚。ある種爽やかな読了感を覚える、優れた短編です。