南国の離島、斗呂比火流(とろぴかる)島の伝説を探る調査チームの冒険のお話。 終始はちゃめちゃなテンションで綴られる、現代もののコメディ掌編です。 とにかく文章、というかそのノリが独特。 最初はそれでもまだギリギリ因習村(というある種のテンプレート)をなぞっていたのが、最後にはもう怪獣大決戦になってしまう、というこのぶっとび具合。 ド派手に突っ走りまくった雰囲気が印象的な作品でした。