第12話
今日の部屋はキンキンに冷房がきいていて、寒くてトレーナー上下を着ている。
ネカフェによって寒い時と、暑い時とさまざまだ。
大体のネカフェは、一つ一つの調整ではなく、いくつかの部屋と一緒なのだ。
色んな部屋から暑いだの寒いだの連絡が来ていたら、まぁ、そのままの時もあるだろう。
朝は特に出る人が多いし、それでなくとも部屋の掃除、トイレの掃除、食事の準備、片付け、シャワー室の清掃、ゴミ集め、電話の対応、入店と退店の受付、他にも本を戻したり、諸々仕事は2人くらいでは、この100いくつもある箱を自分の出勤の時間内で終わらせるのは、止まる時間もないくらい、従業員達は動いている。
店がどんなに忙しく混んでいて、面倒な客がいて、大変でも、給料は同じだ。
店的に売り上げは良いかもしれないが、混んでいる時は倍時給が欲しいくらいだと思っていると思う。
普通のホテルなら、だいたい受付、レストラン、お客さまの接客、掃除など別々に担当してある程度人数もいるはずだ。
ネカフェは、全てやってるんだから、凄い。
そりゃあ、景色や布団はないけど、この自分だけの狭い空間は自分だけの穴蔵だ。
最高の場所なのだ。
前に、新宿の歌舞伎町で部屋に小さい水道が付いていて、そこは最高だったし。地下に大浴場もあるし、カレー食べ放題。
歌舞伎町でも、24時間2000円と(税プラス)の最安値の所、池袋のアニメコラボのドリンクバーが充実しているお店や、
後は…ソフトクリームがついている所や、とても広くて、レディースルームもあり、ポストやロッカーが月単位でお金を払えば借りられる所もある。前は朝ごはんにトーストが出た所、こちらお客としてはとっても嬉しいサービスでパン好きの私はありがたかったのだ。
一つ一つの店舗の、こだわり、サービスが備わっている。
とってもありがたい、知らない人達が集まるそれぞれの我が家だ。
全てのネカフェに、従業員の方に、経営者の方にも、ありがとうございますとお礼を言っておきます。
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