二十四話、少年ではまだ届かない

 型取られたいくつもの氷のかたまりが、勢いを持って少女の敵へと飛来する。

 中級氷魔法まほう杭牢こうろう氷矢。密度のある氷のかたまりはそう簡単にはこわれない。加えてさった場所にわずかに氷が付着する。人に当たれば皮膚ひふき、一瞬いっしゅんならまだしもまともに受けるならば凍傷とうしょうもあり得るだろう。小石よりも大きいそれが、十近くは形成されていた。


 「…………」


 黒かげの欠けた短剣たんけんおのれに向かう氷をはじく。最低限脅威きょういとなるそれをはじくだけだが、正確無比に放たれた着弾点ちゃくだんてんはどれも身体の重要箇所かしょ。投球に慣れた成人男性並みの速度も合わさっていた。

 はじたびわずかにが散っていく。元々の耐久性たいきゅうせいえた使用には技術だけではどうしようもならない。はじいて、はじいて、かべゆかへとはじかれたそれらが建築へとさり静止する。そのうちの一つが、確かに黒かげ太腿ふとももへと着弾ちゃくだんした。

 衣服を通過してさるそれを、黒かげは片手でつかんでいた。血がにじむ。


 「……!」

 「っ【――脆氷壁!】」


 機動力が落ちた。黒かげとしてもこれ以上時間はかけられない。

 ゆかたおれる少年をかばうようにつえかかげる少女に向けて、魔法使まほうつかいに向けて速攻そっこうをかける。氷のくい投擲とうてきし、それに続いて距離きょりめた。

 対して少女は、間にかべを作ろうとする。相手を見失う行為こういだが、だからと言ってそもそも速度で追いつけないのなら目で追っても仕方ない。間一髪かんいっぱつ、路地裏を二つに分断するように氷のかべが現れた。


 (これで取り合えずの障害物は確保)


 しかしそれも一部がくだけ散る。氷壁ひょうへき貫通かんつうせんとするくいは、しかし途中とちゅうで止まった。

 二重氷壁ひょうへき。同じ魔法まほうを二度使用し強度を上げる。もしも黒かげが接近するのなら、氷壁ひょうへきを破らなければならない。その手間は確実にこちらの付け入るすきになる。

 魔物まもののようにえてくるだろうと、上方面を警戒けいかいする。即座そくざに放てるようにと、魔力まりょくを集める。一方向への乱雑なかべではなく、氷壁ひょうへきは均一の密度で下から現れる様にがっていた。次いで直角に曲がり少年と少女の頭上をおおう。


 「……」


 かたわらで沈黙ちんもくを、意識を失っている少年へと目を向ける。おのれのために危険をおかしてまでここまで稀有けうな主人を。

 今なら出来できるかと、リノは小さく低級の魔法まほうを唱えた。応急処置にも満たないが、傷口をおおうようにして氷をめぐらせる。欠点は、温度によってどちらにせよ長くは身体が持たない事。


 「応急処置……出来できているかは、わかりませんね」


 けれどそうするべきだと判断した。罪悪感だとかそういう後ろめたい感情が起因していたとしても。

 氷に囲まれたおのれの領域の中で、いつおそってくるかも分からない外敵に備える。つえを構え、ひたすらに魔力まりょくを感じ続ける。


 (思い出せ。あの時の魔法まほうを)


 おもえがくは自身最大の魔法まほう。放てるかは分からないたった一度だけの名残なごり

 情けない事に手札のすべてをくした。今使える魔法まほうのそのすべてを動員しても勝てるかどうかは定かではない。

 だからあり得ないそれを引き出そうとする。


 ――けれど氷壁ひょうへきを破ったのは、ほのおだった。


  ⚔


 剣戟けんげきひびいていた路地裏は、静寂せいじゃくの末にひびいた轟音ごうおんによってその異常が遠目からでもわかるほどだった。

 なればこそ、衛兵も動く。見た限りでは、王国のほこ円卓騎士えんたくきしも動いていた。ここに時間をかければかけるほど、不利になるのは奴隷どれい商のほうだ。だがそのために戦った功労者が死んでしまうのでは、瀬無せない。

 あとは茶髪ちゃぱつの少年と緑髪の少女が生還せいかんするだけだ。


 「……」

 「【っ――脆氷壁!】」


 機会を見計らい、様子をうかがう。

 作られた氷のかべを屋根から見下ろして、そして両者の行動を把握はあくする。正直少女の戦力を見誤っていたが、やはりそれでも状況じょうきょう次第しだいというところ。戦えば戦うほどに手の内はさらされ対応されていく。圧倒あっとうできるのも最初のうちだけだ。

 少年と少女で対処できるなら任せても良かったが、警備の問題もある。


 「さて」

 

 屋根から飛び出して、武器を取り出す。氷壁ひょうへきえ裏から少女にせまろうとした護衛に対して、相打つ形で。

 鋭利えいりな直けんの一りが、黒かげの持つ短剣たんけんを正確にはじtpばした。身動きの難しい空中で、たがいにすれちがう。


 「……何者だ」

 「情報屋さ。ここ最近の騒動そうどうについて調べていた。それだけで、言いたいことは分かるだろう?」

 「…………」


 負傷し、二度目の武器も失い、黒かげおのれの察知できなかった相手を見て警戒けいかいする。

 氷のかべと、情報屋。それにはさまれる形となった黒かげに。情報屋は冷徹れいてつに動向を見守る。もしも動きを見せようものなら即座そくざに対処できるよう。


 「そうか。先日、二度も・・・邪魔じゃまをしたのは貴様か」

 「想像に任せるが、いいのか? 王国も動いているぞ」


 万全ばんぜんの状態であれば可能だと判断できるが、現状の黒かげでは氷のかべを助走も何もなく打ち破ることは出来できない。

 破った側から再生、ないし張られる可能性がある。


 「――……らしいな」


 援護えんごも何もない。それすらも、おそらく何かしら対策されたのだろうと黒かげは当たりを付ける。

 この状況じょうきょうでは不利なのは自身だと。

 思い当たる限りでも最も分かりやすいのは、ほとんどが無力化されているという状況じょうきょう。だとすれば、情報を持ち帰る存在が一人ひとりは必ず必要になる。


 「こちらとしては、騒動そうどうについて粗方あらかた調しらくした。後は冒険者ぼうけんしゃ協会なりに情報を提供するだけだ。だからここでは見逃みのがしても良い」

 「それを聞いて、従うと本気で思う訳ではないだろう」


 自身が奴隷どれい商側の最大戦力であると自負しているからこそ、するべきことが明確に分かっている。

 撤退てったい。敗走。例えそうだと認識にんしきされようとも、情報を持ち帰り即刻そっこく行方ゆくえくらませ有耶無耶うやむやにすること。それが最優先だ。

 その結果奴隷どれいの女一人ひとりのがそうとも、損失ではあるが固執こしつして致命傷ちめいしょうらう方が馬鹿ばからしい。再度追跡ついせきすることも可能ではあるのだ。手間はかってしまうが。


 「……」


 こぶしを構える。動かしづらい片腕かたうで犠牲ぎせいにしてでも仕留めるというていよそおう。

 そもそも、目の前の情報屋を名乗る存在の言葉をすべて真に受けるならと言う前提だ。そこまで思い至っておきながら、内心での舌打ちをかくせない。

 どちらに動いても構わない・・・・・・・・・・・・。ここで手をこまねこうが、離脱りだつしようが。どちらに転んでも相手の思い通りだと認識にんしきできるからこそ、気に食わない。

 ここで一人ひとりを仕留めようとすれば人数差につぶされ情報を持ち帰れる存在がいないかもしれない。あきら帰還きかんしようともその後奴隷どれい商が拠点きょてん放棄ほうきし安全を確保するまでの手間と損失はけられない。


 「戦うというのなら、いいだろう。お相手しよう。ただし、俺達おれたちでだ」


 逡巡しゅんじゅんする黒かげの時間かせぎを、見透みすかしながらもこれ以上の時間はけられないと判断を下す。

 翠の少女が奴隷どれいである以上、衛兵に見つかるのは面倒めんどうごとを生む。それをけるために。

 情報屋は、方向を指し示した。氷のかべの一部を。


 「【けむ焚火たきびほのおよ――渦火砲うずかほう】」


 詠唱えいしょうが、つむがれる。わずかに周囲が明るくなる。渦巻うずまほのお魔法まほうが、黒かげではなく氷壁ひょうへき衝突しょうとつし氷をかす。

 その先、つえを構えた少女が呆気あっけに取られたように目を見開いていた。


  ⚔


 一体何が。その疑問を差し置いて。


 「ッ【――杭牢氷矢】!」


 やはり自身が使えるのはそれまで。そう理解しながら少女は即席そくせき魔法まほうを組み直す。

 敵である黒かげ視認しにんして、攻撃こうげき仕掛しかける。

 

 「――」


 それをけられようと、氷壁ひょうへきそばから黒かげはなれるのを確認かくにんした。

 視界から外れる。ばされるでもなく、跳躍ちょうやくしたのだ。


 「っ」


 かすかに明るくなっていた一瞬いっしゅんの光景。視界の先にいたのは二名。片方は黒かげ、もう片方は確か情報屋。

 位置関係から、何となく情報屋が魔法まほうか何かしらの道具を使った結果氷壁ひょうへきが破れたと判断する。

 侵入しんにゅうを許さぬよう、空いた氷壁ひょうへきけつけ上空へと警戒けいかいを向ける。


 「……」


 屋根の上、少女の身体能力では到底とうてい成し得ない芸当をして見せた黒かげは星を背に路地裏を見下ろしていた。

 その手には何もない。怪訝けげんに思い、視界のすみに映ったかべさる短剣たんけんを見て事態を察した。


 「味方、でいいんですか」


 ちらりと、目を動かして一定の距離きょりを空けて同じく上を見ていた存在を視認しにんしては声をかける。


 「ああ。君なりに受け止めやすく言うと、そうだな。おれ奴隷どれい商側と敵対している。だから今は味方だ」

 「……なるほど」

 「それよりも、あちらだ。先ほどの魔法まほうはまだ使えるか」

 「そちらこそ。わたしよりも上手うまあつかえるのでしょう?」


 両者共に黒かげへと魔法まほう矛先ほこさきを向ける。

 それに対して黒かげは周囲を警戒けいかいする様な仕草の後、間髪入れずに短剣それ投擲とうてきした。もう武器はないと思わせてからの攻撃こうげきに、情報屋は余裕よゆうを持って短剣たんけんたたとす。それを見る間もなく、黒かげは姿をくらませた。やみけるように消えていく。

 二人ふたりは追おうとはしなかった。藪蛇やぶへびだからだ。少女としても帰還きかんする場所についてはおおむねね検討がついている。

 情報屋とアルスで外に出てきた手先はいくつかつぶしていたが、情報屋としても単独で壊滅かいめつ、ないし潜入せんにゅうするつもりはない。戦闘せんとうけられるならそれはそれで良かった。情報は十分に集められているからだ。


 「……」 


 沈黙ちんもくが場を支配する。争いが充満じゅうまんした空間はけて消えていく。


 「一応言っておくが、奴隷どれい商がなくともおれは君たちの味方側だぞ。情報屋は冒険者ぼうけんしゃ協会などを相手にも商売をしているからな」


 情報屋へと、きつけられたつえに向かって言葉を発した。

 あやしい動きをしようものなら、即座そくざ魔法まほうが放たれたことだろう。少年ならともかく、少女からすれば目の前の存在が情報屋ということすらも知らなかったのだから無理もない。警戒けいかいくずせないだろう。

 おそらく現状少女が信頼しんらい、ないし敵意を向けなくても済むのは茶髪ちゃぱつの少年だけだと情報屋は判断した。もしくは昼間に一緒いっしょに行動していた冒険者ぼうけんしゃの少女だ。

 黒かげの気配が完全に消えたことで、今この場にいるのは三名だけとなった。情報屋は肩をすくめながら少女の方へと向き直る。


 「レンドと言う。アルス君と共に君を探す追手おってつぶしながら行動していた」

 「……そうですか」

 「警戒けいかいはそのままで構わない。ただおれが近づくのを許してくれ。アルス君を運びたい。もうじき衛兵がぎつけてここにくるだろうが、面倒めんどうごとはけたいだろう?」


 その言葉に、リノは考えた末に渋々しぶしぶうなずいた。

 それを受け入れて、情報屋はアルスをかつぐ。なるべくひびかぬように気をつけて。

 動こうとして、どたどたと足音が聞こえることに気づいた。黒かげちがうような登場には、不運なのか幸運なのかに迷う。きっと戦闘せんとうがあったという情報しか手に入りはしないだろう。


 「流石さすがに行動が早いな。急ごう」

 「はい」


 情報屋の後を付いて、リノは後方を警戒けいかいしつつ現場からはなれていく。その際に、リノは氷壁ひょうへきから魔力まりょくを解放し、情報屋はさっていた短剣たんけんなど拾える限り拾う。

 そのつえは、それでも情報屋へと常に向けられていた。かくされているが、情報屋もそれに気づいていた。

 それが正解だ。それが最適だ。自分以外を安易に信じるな。一度でも裏にかかわったなら、自然とそうなる。だまちも不意打ちも、裏切りだってあり得るのだから。だからこそ。


 「……」


 情報屋は気を失った少年、アルスを見下ろした。

 相当に警戒心けいかいしんの高い少女が、わずかにでも気を許した少年。一番街の爆発ばくはつから逆算しても、そう時間はなかったはずだ。そしておそらくそんな経験などないだろうに、裏にかかわっても少女のためにここまではしけた。だからこその信頼しんらいか。

 情報屋を始めてはや数年。基本的に孤独こどくを好んで生活していたからか、こんな人もいるのだということを久しぶりに認識にんしきした。それでも、めずらしいと思ってしまうが。


 「なんですか」


 情報屋はかえる。つえきつける素振そぶりもないような、とことこと後ろをついてきたような感じを出している少女を。

 きっと、おそらく。少年を害しようものなら即座そくざ魔法まほうが飛ぶだろうとそう確信した。するつもりはさらさらないが。


 「いいや、いい主人を見つけたな。っと、奴隷どれいや首輪関連は禁句だったかな?」

 「…………否定はしませんよ。少なくとも、この人が生きている限りわたしの所有権はらぎませんから。どうやら、この人は主人としての自覚もなく命令の一つもしませんし」

 「ははは。随分ずいぶんと打算的だ。だが、そうか。それは本当に、幸運だな」


 奴隷どれいという存在。首輪をつながれ契約けいやくを強制的に結ばれ、権利もうばわれ命令は絶対遵守じゅんしゅ。およそ人としての権利のすべてを剥奪はくだつするようなおそろしい具。人身売買に臓器の確保。その使いようはまさに膨大ぼうだいだ。

 偶然ぐうぜんか必然か。しかしその優位性を持つのは主人の方だ。つまり少年が願えば、少女はなすすべもなくそれに従うしかない。自分の代わりに金をかせいでこいでも、甲斐甲斐かいがいしく丁寧ていねいおのれの世話をしろでも、夜の相手をしろとでも。やろうと思えばいつでもできる。

 だというのにそれをせず、あまつさえ助けるために危険に身を置いた。まぁ、少女がそれを知っているのか、それとも知っているが少年には説明せずにだまっているのかも定かではないが。


 (本当に、不思議だな)


 少年も、少女も、その関係性も。

 いびつなぞだらけで、どうやって成立しているのかも鮮明せんめいではない。すぐにでも割れるような薄氷はくひょうの上に立っているとすらも思う。おそらく大陸を探しても例題がないのではないかとも。

 何にせよ。まぁ生き延びたのだ。かかわっているのだ。せめて幸せになってくれと言葉にせず願い、情報屋は路地裏をけた。


 疲労ひろうの末にねむる少年と、それを気にしながら後ろを歩く少女。どちらも欠ける事がなく、路地裏の激闘げきとうは幕を閉じた。


  ⚔


 路地裏に衛兵がけつける。よろいの音ががちゃがちゃと夜の静けさを上塗うわぬりする。

 その中心には何もなく、ただ争った形跡けいせきだけが残されていた。


 「プラット五席。どうやら終わってしまったみたいです」


 けつけたのは国に属する衛兵部隊。そしてそれを指揮する円卓騎士えんたくきし二人ふたり

 気弱そうに、ともすればよろいに着せられているとすらも感じる年若い少年は状況じょうきょうを見て、一足おそかったことを自覚した。そして先輩せんぱいである教育係じみた存在に指示を求める。


 「そうだなランドール七席。何が起きたかわかるか?」


 情報を集めるためにと衛兵に指示を出しつつ、この場で最も立場のあるその男は少年へと質問した。

 プラットと、そう呼ばれた男は円卓騎士えんたくきしの第五席を務め。そしてランドールと呼ばれた少年は、同じく円卓騎士えんたくきしであり第七席。末席を就任していた。


 「魔力まりょくが不可思議な残り方をしていますから、魔法まほうを用いた戦闘せんとうがあったことは確かです。ただこのれ具合だと、それとは別に武器を用いた戦いがあったとも思います」


 完璧かんぺきに消されているとはがたいが、それでも痕跡こんせきの多くが消された現場から情報をかき集める。

 才能を見出され高密度の鍛錬たんれんと並行して学んだ座学の知識。基本を忘れずに忠実に職務を熟そうと集中する。


 「血気盛んな若者の喧嘩けんか、では収まりませんね。何かしらの事件性は必ずあると思います。しかし――」


 あごに手を当て、うでを組み、思考に熱中する。知る限りの過去の事件や事例を参照しては当たりを付けようとする。

 持参された街灯と似た仕組みの小道具で照らし出された地面。おびただしいほどに大地を染める血。けれど人はいない。場合によってはそのままに死人が出ていてもおかしくはないのに。


 「――しかし核心かくしんせまるには足りない、か?」

 「はい。……すみませんぼくの勉強不足です」

 「いいや上出来じょうできだ。これは何度か手慣れてるやつのだろうな。何をかくして逆に何を残せば誤魔化ごまかせる。それぐらいは考えてるだろ。面倒めんどうな事に頭が回るやつがいたんだ」


 溜息ためいきき、わずかばかりプラットと呼ばれた男は空をあおぎ見る。星空のかがやきではなく、この先のやることを整理するために。


 「よし、ランドール七席。面倒めんどうだが隅々すみずみまで調べるぞ。今日きょう徹夜てつやだ」

 「頑張がんばります!」

 「おーう、あんまり張り切り過ぎるなよー。徹夜てつや明けの飯が美味うまいぐらいの楽しみを持っとけ」

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