飼い主の責任、日本の法律の甘さ

地域猫指定区に放された犬が猫を襲う事件がありました。

猫は首を噛まれ、大量の血を流しながらも逃走。

それからしばらく、その猫は餌場に姿を見せず、ボランティアたちが生死を気にしながら見回りを続け、1ヶ月後ようやく発見。

猫は生きていました。

しかし怖い思いをしたからか近寄って来ず、ボランティアたちは餌を置いて離れて見守り続け、2ヶ月後にようやく保護して病院へ。

1年間に176匹もの猫が棄てられたその場所に犬を放ち猫を襲わせた人物は警察に通報されましたが、悲しい事にこうした動物の負傷は日本の法律では「器物損壊」扱い、しかも地域猫は飼い主つまり所有者がいないので刑罰には至りませんでした。

動物愛護法では虐待は犯罪ですが、その人物は「犬を放しただけ」だから虐待ではないとされたようです。

石垣島では普段繋いでいる犬を特定の時間に放し、散歩代わりにするというとんでもない飼い主が複数います。

警察はそうした飼い主を処罰しません。

日本はまだまだ動物愛護の意識が低いのだと感じる事件でした。


【ボランティアHの声】

8月12日の悲惨な出来事を覚えていますか?

餌やりボラさんYさんが朝、ねこちゃんにご飯をあげている最中🙀「ギャ~‼️」とねこの苦しい悲鳴に気づき、辺りを見渡すと、リードをつけていない犬がねこの首に噛みつき、首を無惨に食いちぎられたねこの悲痛な泣き叫ぶ声でした。

Yさんはすぐさま警察に通報し、すぐに警察がかけつけました。

犬の飼い主は今回は初回の注意だけにとどまり、刑罰に至らずでした。

首を噛まれ重症のねこは姿が見えず、何処かに逃げ去ってしまいました。

出血も酷く、動けないはずの体なのに。

何もなかったかのように犬の飼い主は帰って行きました。

理不尽すぎませんか?なぜ?

その事件の話しを聞いた1ヶ月後、私はいつも通り地域ねこ保護区域の餌やりをしていると朝の餌やりボラのKカップルさんから、「首を噛まれた白猫ちゃんが、フェンスのうしろにいる!」との連絡をうけました。

白猫ちゃんは酷いケガのせいで警戒心が物凄く強く、餌を置いても近くには来ず、遠くから離れて、その子がご飯を食べているか?見守る日々が約2ヶ月、辛抱強く、朝の餌やりさんカップルと協力して毎日、この子のことを見守ってきました。

この子を発見し、約2ヶ月の間、この子は酷い状態にもかかわらず生き抜いていました!先週くらいから、やっと体がさわれるほどKカップルと私になついてきました。懐いてきて、初めて噛みちぎられたキズ口の酷さに気づきました。

やっとなれてきた今、捕まえてすぐに病院に連れて行こうか?いや?逃げられて、また、ご飯を食べに来なくなったら?色々悩みました。

朝の餌やりKカップルに協力をお願いして明日、病院に連れて行こうと思います。

犬の散歩をしている方々に・・・

人間、或いは子供にもしも?危害が加わわらないような散歩の際のノーリード💢はやめて下さい。

どんなに大人しく、懐っこいワンちゃんでもふとした瞬間😨その犬にしかわからない瞬間で豹変し、噛みつく恐れがあります!

今回のような悲惨な結果を起こさないようにどうか!どうか!お願いします。

この文章を読んでくださった方々で1人でも

多くの方に意識して欲しいと願います。

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