「吸血鬼ハンター Dー邪神砦」 菊地秀行
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
「 そうですわね。いろいろありましたものねぇ。あなたは覚えておらず、私だけがいつまでも忘れられないことがね。」
出典:『 吸血鬼ハンター Dー邪神砦 』 菊地秀行 より
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
今回は、菊地秀行さんの” 吸血鬼ハンターシリーズ ”から、ご紹介したいと思います。
わたしにとって、シリーズのなかでも、とても印象深い作品のひとつ。
シリーズ13作目「Dー邪神砦」です。
******「都」に向かう乗り合いの飛行車が貴族の” 遊戯地 ”として恐れられている谷間に不時着する。
操縦士以外生き残った、やくざ、酒場女、老夫婦、戦闘士、少年、そして、謎の” サクリ ”と護送官ら二人。 乗客たちは死の谷間から脱出することを決意しようとした、そこにDが現れ……。
◇
この作品は、あとがきで作者も書いていますが、異色作です。
冒頭の引用、実は最後の方での老婦人の台詞なのですが、わたしが一番、この作品で心に響いた言葉です。 そして、ラストもまた忘れがたく……。
前後に言葉がありますが、敢えてこの部分だけ抜粋しています。
書いてしまうとネタばらしになってしまうということもありますが、実際に読んで確かめてみていただきたいと思うので……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます