25話への応援コメント
出生届が遅れすぎて、これだけでもヤバイのに、ひとりしか認めないとか、なかなか凄い母親ですね。自殺はそもそも保険金が下りませんが、学校にも行けなかったお兄さんはそれも知らなかったのでしょうね。悲しい話です。
ただ、いかに過酷な境遇とはいえ、烏丸に同情めいた気持ちは感じません。彼は白鳥さんが突き落とされた原因を知っていながら、それを黙っていた上に高村くんが突き落とされることにも気づいていたはずです。
ただ、そんな中でも烏丸の境遇を嘆く高村くんは思慮足らずではあっても、やさしくて好ましく思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
烏丸君の境遇は思いつく限り酷いものにしました。
ごめんね、烏丸君……。
烏丸君は自分の素性がバレないように必死でしたから階段から人を突き落として証拠隠滅を図ろうとします。
やったことは許されることではありませんが、高村君は優しいので同情してしまいます。
10話への応援コメント
白鳥さんの含み笑い……ぜひビジュアルで見てみたいですね。
それにしても高村くんは、前回の引きに反して、烏丸くんの情報をポンポン白鳥さんに提供してしまっています。順調にしもべ化が進んでいるようで何よりです😁
カラスの手記 終への応援コメント
高村くんはもちろんですが、白鳥さんも意外と甘い人ですね。
烏丸の親の罪は糾弾しましたが、烏丸自体の罪は咎めませんでした。
そんなふたりの思いやりで自由な空に解き放たれた烏は、この先どのように生きていくのでしょうか。感情などないと言いながら、その実とても感情的だった嘘吐き烏。彼が手にする未来がどのようなものになるのか、興味が尽きません。
ひとつ気になるのは白鳥さんを突き落としたのが本当は誰だったかということです。少なくとも生前の烏丸の兄は、そのようなことをしそうにないのですが……。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
「白鳥さんと嘘吐きカラス」を最後まで読んで下さり、感謝です。
烏丸君は感情がないというより、人に共感できない、冷たいだけだと思っています。
白鳥さんを突き落としたのは兄に取り憑かれたという妄想に駆られた烏丸君自身です。
今後も「白鳥さん」シリーズは続いていきますが、「愉快な日常」に進む前に「しずかとしょかん」→「あの空に捧げる回想録」→「カラスが綴る回想録」を読んでいただけると物語の理解度が高まります。
「しずかとしょかん」では白鳥さんと同じ中学出身、同じ同好会に所属していた橘宇宙という人物が語り部を務めます。どうぞよろしくお願いいたします。