第9話
右手を力強く握りしめる。
「よっし、今日は体調も万全!今日こそはあのブレイデル先生に一撃決められるかもしれないぞ!」
朝食を食べ終わった後、一度部屋へと戻る。
そして持ち物を準備する。とりあえず木刀は持った。後は気合と自信とそれから……、その他色々なものを持ってブレイデル先生のいる広場へと向かう。
ブゥォンッ ブゥォンッ ブゥォンッ
ブゥォンッ ブゥォンッ ブゥォンッ
ブゥォンッ ブゥォンッ ブゥォンッ
空気の切り裂かれるような音が僕の耳に届く。どうやらブレイデル先生はもうすでに来ているようだ。
促されるように足を進めると、上半身裸で一心不乱に錘の付けられた木刀を振る一人の男性がいる。
「おはようございます。よろしくお願いします!」
その人は僕に気づくと、その手を止めて額の汗を拭う。
「お?なんだ、今日はいつになくデカい声だな!何かいいことでもあったのか」
ブレイデル先生は僕を少し挑発するように腕を組む。
それに対して今日は僕も「そうだ」と言わんばかりに意気込んで、自信を感じさせるようにしっかりと笑う。
「そんなところですね!」
「いいじゃねーか!」
「今日こそは一矢報いて見せますよ!」
「それは楽しみだな」
いつもとは一味違う挨拶交わして、いつものように早速稽古が始まった。
のだが……、
カンカッコッ!コンコンコンコンカン!カッコッカン!
「オラァァァァァァァァァァ!!!!!
オラッ!オラッ!オラッ!オラッ!オラッ!オラッ!オラッ!オラッ!オラッ!オラッ!
オォォォォォラァァァァァァァァ!!!!!!!」
展開としてお決まりとでも言うべきなのだろうか、さっきまで抱いていた僕の意気込みはあっけなく砕け散らされた。
「ちょっと先生、待って待って待って!!」
その激しい猛攻にみるみる押し込まれる。
「おいおい!さっきまでの威勢はどうした!もっと攻めて来い!」
いざ始まったものの、防戦一方だ。何せこの人は手加減ということをしてくれない、というか知らない。
ブレイデル先生は一撃一撃を確実に打ち込んでくる。そして極めつけの切り上げの衝撃を受け止めきれなかった僕の両刃の剣を模した木刀はその手を離れ、きれいな放物線を描いて宙を舞う。
パァァァンンンッッッ
「うわッッッッ!!!」
同時に体勢を崩した僕は無様にもその場に尻もちをついて地面に倒れた。
最後に、振り下ろされた彼の木刀の先が僕の目の前で止まる。
彼の名前はブレイデル・リーデック。
この城で僕に剣術を教えてくれている。正確な年齢は聞いたことないから知らないけれど、容姿的なところから推測するにフロートよりも年上のように見える。
背丈はフロートよりも少しだけ高く、身体はガッチリとしているがそこまで筋肉質というわけではなく程よくといった感じだ。しかし、常にそのブラウンの前髪をかき上げて猛々しい雰囲気を放っていることもあり見た目のイメージよりももう少し上の年齢に見える。
「ホップゥゥゥゥ!!!!」
そして常に生命力のようなものにあふれている。
今日もいつものことながら全く容赦がなかった。
人並外れた声量で僕の名前が叫ばれる。
「そんなんじゃだめだ!その剣はしっかり両手で持って!体全体を使って振り下ろすすんだっていつも言ってるだろ!」
僕は地に座したまま彼の叫びを受け止める。
先生は僕の傍らに転がったその木刀を拾い上げるとそれを両手でしっかりと握りしめ、姿勢を正す。
「ほらよく見とけ!こうだ!」
ブォッッッッンン
ブレイデル先生が振り下ろした木刀は一瞬だけそこにあった空気を切る。
「わかったか!」
と、問われるが、
「それはわかってはいますけど見てできるもんじゃないんですよ。」
自分から発せられる言葉は自分を庇う言い訳だけだ。
「ったく、またお前はそうやって」
先生は額に拳を当てて、呆れたように溜息をつく。
僕は僕でこういう状況に追い込まれた時の自分の態度が嫌になる。けれどそれは意識しても自分で拭えるようなものではなく、一度表に出てしまうと後は勝手に収まってくれるのを待つしかなくなる。
「それに僕と先生じゃ体格だって違うんだから、同じようにやっても同じようにはならないですよ」
また、僕は……。
「それに、」
僕の言葉を遮りはしたが、先生はどこか穏やかな表情だ。
「そういうことを言ってんじゃない。剣を振り下ろすその瞬間、その瞬間だけでいいからそこに力を籠めるんだ。その瞬間だけなら、お前でも今俺がやってみたくらいのことはできるんだよ。」
僕が自分に呆れているのなんて全く気にも留めずブレイデル先生は肩に木刀を担いで自信ありげに言う。
「ほら、もう一回!やってみろ。」
この人の教え方は煩雑で実演も参考にならないことがほとんどだけれど、こういう一面には少しだけ救われることがある。
「はい…。」
膝をつきながら立ち上がり、先生から木刀を受け取る。
正面で構えて一度大きく深呼吸をする。
そしてさっき先生がやって見せてくれた動きを頭の中で思い描きながら全身の力を腕に集中させる。
フゥーーゥゥゥンッ ザッゥ
……、しかしそう上手くはいかない。
振り下ろした僕の木刀は空(くう)を通り抜け、地面を微かに鳴らした。
「……。」
言葉をもらったからと言って、物事が急に好転するわけではない。そんなことは分かってるはずなんだ。
けれどこういう時、悔しさとか情けなさとかそこからくる怒りとかみたいな激しい感情が突然に胸を締め付けてくる。その不快感はやがて喉元まで上がってきて、それを何とか抑え込むために意識的に力を入れてもう一度飲み込む。
そして俯いたままで、僕の視線は力なく垂れた自分の手を視る。その手は不甲斐ない自分を傷つけるように無意識に剣の柄を強く握る。
「……、ん~できないな。」
僕を見る先生の視線が痛くて、僕はまた意味のない言い訳の言葉を口から出して自分を庇うように幕を張る。
「そもそも、僕にはこの長剣自体が向いてないんじゃないですか、」
自分で言って腹が立つ。こうして発せられた言葉は今日の夜寝るときに思い出されて、再度悶えることになるのに。
「……。」
先生はまだ黙ったまま僕の目に焦点を合わせてくる。
「…、先生、あの」
その状況がたまらなくなり目線を逸らす。
「ホップ」
「はいっ」
いつになく静かな声が僕の意識を刺す。その衝撃に硬直していると、ブレイデル先生は僕を凝視しながら続けて話し出す。
「お前、自分ができるイメージってのをしてないだろ。」
自分でも気づいていない核心を突かれはっとする。
「無意識だろうがお前の悪い癖だ」
「何が、ですか。」
「お前は最初に上手くできないと、それだけで自分に蓋をするところがあるからな。」
言われて無意識に自覚してしまう。その通りだ。
「そ、そんなこと」
しかし先生はさらに僕を諭す。
「確かに、今お前が自分で言ったように、物事には人それぞれ得意なものもあれば不得意なものもある。当然だ。だけどな、言っとくが本当に不得意なもんってものはいくら頑張ろうが欠片ほどの成長もしねぇんだ。」
その言葉に促され、無言で頷く。
すると先生は表情を崩して冗談を口にする。
「俺のことを例に挙げても、俺は子どものころから絵が下手くそだった。そして自分で言うのもなんだが、今でもド下手だ。」
頭で思い浮かべる。そういえばそうだった。
先生の描くイヌとネコ、ウマとキリン、クマとネズミとかははっきり言ってほとんど見分けがつかない。
「加えて下手なものっていうのはやってても全然面白くねぇし、興味も湧かねえから努力しようって気にもなかなかならない。必要に駆られない限りはな。」
その話を聞いて、僕が
「じゃあ、」
と言いかけたところで
「でもな!」
と、先生の言葉が僕を遮る。
「俺の絵は上手くても下手でもどうでもいいことだ。今後画家として生きていく予定もないからな。だから今言ったように必要に駆られてないことに努力はしない。」
言い終わると先生の表情が少し真剣なものへと戻る。
「でもな、たぶん今お前がやっているそれはこの先どっかで必要になってくる。そうならないことが一番望ましいけどな。」
「どういう意味?」
「さあな、俺もわからん」
真剣な表情で言ったかと思えば、彼の表情はまたすぐに普段のものへと戻ってしまい、結局何が言いたかったのかまるで分らない。
そんな様子の僕に少々悪いと思ったのか、適当な要約が付け足される。
「つまりあれだ。簡単に言うと戦わないといけなくなったときに戦うための力を持っていないと戦えないってことだよ。」
「戦いって。何とも戦うことなんてないですよ。」
だって今僕たちが暮らしているこの世界は平和そのものだ。
「そうとも限らないぞ。意外とこの世界には危険なことが沢山ある。」
「例えば?」
「そうだな、まずは自然界に生息している獣だな。」
これは前に本で読んだことがあるし人に聞いたこともある。自然界には人やその他の動物を襲うような危険な生き物がいるという。
「ここみたいに外壁のしっかりした安全な場所に住んでいる限りは見ることもないだろうが、人の手の加わっていない自然の中にはその辺にいる。」
「先生は実際に見たことあるんですか。」
「あぁ、あるぞ。というか戦ったことだってある。」
「どういうところが危険なの?」
「そうだな、まず基本的にデカいな。だからこそ自分より小さいものにはすぐに襲い掛かてくる。それも執拗なくらいにな、」
そう言われるが本の中でしかそれを見たことのない僕には想像もつかない。
「他の国とかだと結構見かけることもあるんだぞ。」
「え、襲われたらどうするんですか?」
「は?」
「え?」
先生は「こいつ何言ってやがる」みたいな顔で僕を凝視する。
「そんなの戦うに決まってるだろ。」
言われてから理解する。そして少し遅れて、そんな当たり前のことがわからなかったことに気づかされる。
「それは、そうですよね。」
「ホップ。平和に暮らしていけることはいいことだけどな、それが突然崩れることだってあるんだ。そうなった時、俺たちは戦わないといけないんだ。」
「はい。」
「だから、いくら今が平和でもその時が来たら戦えるように俺はグレード王に言われてお前を日々鍛えるんだよ。」
「うん。」
「そのことだけは頭に入れとけ。」
そう言われるが、気が進まない。僕も以前父様に聞いたことがある。なぜ自分は剣術や武術や魔術を習って、戦い方を知らなくてはいけないのかを。その時の父様は具体的に何かを明言することはなかった。
けれどただ一言、僕が『立ち向かえるように』とそう言われただけだった。
今でもこうして時々考える。
『立ち向かう』とはどういうことか、そしてこれから先僕はいったい何に立ち向かわなくてはいけないのか、と。
それが今でも分からない。
「でも僕はあまり戦いとかはやりたくはないかな」
「まぁお前はそう言うだろうな。」
「………、」
また、この不甲斐ない態度に呆れられたのだと思い言葉に詰まる。けれど照れるようにブレイデル先生から続けられたのは意外な言葉だった。
「戦うかどうかは置いといて、その優しさを持っているのはーまぁ、お前のいいところ、では、ある。」
突然言われたその言葉に驚きつつも、先生がこういうことを言うのは珍しいなと思い静かに聞く。
「でもな、残念ながら向かってくる相手はそうじゃない。それはお前や、お前の大切なものを奪い、壊そうとしてくる連中ばかりだ。」
力の籠った言葉に少しばかり息を呑む。
「だからそうなった時には戦わないといけないんだ。」
その言葉は僕にもだけれどもう一つ、どこか遠い過去に向けられていような気がした。
「先生にもあったの?」
「あぁ、まぁそんな感じだ。」
先生はそう洩らした自分をどこか憐れむように鼻でフッっと乾いたように笑う。
「何か僕には難しいな。」
戦うということがどういうことか僕には分からない。
「そうか。、今はまだそうだろうな。」
先生はわざと前置きを作るように言葉を切って僕の注意を惹く。
「それなら」
そして視線が合うと先生は一言だけ静かにこう告げる。
「守れ。」
「……、守る。」
僕は言われたその言葉を心の中で受け止める。
「そうだ。戦いたくないなら戦わなくていい。相手をむやみに傷つける必要はない。だからその分その力で、自分と自分のそばにあるものと自分の後ろにある大事にしたいと思うものが傷つかないように守れ。」
そう言われて、頭の中にある守りたいものを思い浮かべる。
自分と自分のそばにあるものと、自分の後ろにある大事なものを守る、か。それはどれほどのものなんだろう。
それでも、
「それなら僕にもできるかも」
今はそう思えた。
「おう。とりあえずそれでいい。」
少しだけ踏み出した僕を鼓舞するように先生が言う。
「簡単なことじゃない。もしかしたら戦うよりも難しい。いや、たぶん戦うだけの方が簡単だな。」
そう言って先生は少しだけ遠くを見つめる。
「だけどやっぱりお前には向いてないんだよ。」
先生はからかうように笑いかける。
「そうかも、でも苦手で必要ないことはやらなくていいんですよね。」
だから僕もそう言って少し冗談を挟んだ。
「そうだな。お前はそれでいい、守るために強くなれ。強くなったら、強くなった分だけもっとたくさんのものを守れるようになる。」
「そんなに多くはないと思うけど、」
「いや、増えてくるんだよ。だんだんと勝手にな。」
そう言われてもう一度何を守るのかを考える。けれど今はまだわからなかった。だから、そこでは適当な言葉しか返すことができない。
「大変そうだなー」
「大変なんだよな。何を守りたいか考えて、何から守るか考えて、どうやったら守れるか考えるなんて俺には難しくてできない。」
「そう言われると僕も自信なくなる……・」
「いや、ホップならできるんじゃないか。得意そうだから。」
その言葉は僕をからかっているというよりも、どこか本当に期待するように言われた言葉のように感じた。
「……、ありがと、ございます。」
そう言われた僕の右手は、さっきの不甲斐ない自分を傷つけるのではなく、そこに宿った今ははまだ名前のない大切な何かを離さないように剣の柄を強く握った。
そして最後に先生が言う。
「けどこれだけは覚えておいてくれ。」
「はい。」
「守るものの中には、いつも『自分』を入れておくんだ。」
自分、か。
「わかり、ました。」
簡単な言葉だったと思う。けれど彼の言うそれはどこか取り返しのつかない過去から放たれているような気がした。
「今日の稽古は終わりだ。」
そう言うと先生は普段のような少し陽気な雰囲気に戻る。
「柄にもないことしたら疲れたわ。とりあえず今からしっかり俺がさっきやって見せたみたいな感じで丁寧に1000回振り終わったら今日は終わりだ。」
そう言って静かに近くのベンチに腰かける。
しばらくの静寂が僕たち二人の間に流れた。その間僕は木刀を振りながらここで話した会話の内容を分からないながらに考える。
だめだ、考えれば考えるほどにわけ分かんなくなるし、さっきまでの自信も無くなってくる。どうにか前向きに考えないと。と思うけれど、その傍らでそれができるなら卑屈なになんてならないと冷静に思う自分がいる。
考えるのをやめて素振りに集中しようとするが、一度考えだすと自分ではどうにもやめることができない。
その様子を見ていた先生が「しかたないな」と言わんばかりに最後の助言をくれる。
「ホップ!」
「はい!」
木陰から僕を呼ぶ声に一度手を止めて振り向く。
「もう一つだけいいことを教えておいてやる。」
先生は前置きをしつつ少しの間を置いて再び話始める。
「お前が今やっているそれは、確実に上達している。だからつべこべ言わずに今はしっかりとできるようになることをイメージしろ。」
唐突に言われたその言葉に僕は驚く。ブレイデル先生は時々こうやって本人も無意識に褒めてくることがある。
僕はそれに対して嬉しいような、気恥ずかしいような、困惑したような、そんな気持ちでその言葉を頭の中で反芻する。
「ふぁぁ~~ぁ」
そんな僕をよそに先生は大きなあくびをする。そしてそのままベンチに寝そべる。
「ヒントはとりあえずこんなところだ。」
「…、え?」
そう言われ、僕は慌てて今の間に言われた先生の言葉を慎重に思い返す。
「ちょっと待ってよ先生、つまりどういう」
「どういうことって、だから言っただろ。今はつべこべ言わずにどうやったらもっと上手くできるようになるかをイメージしてひたすらに特訓するんだよ。」
「そんな根性論で、」
「だいじょーぶだ!」
先生は僕の言い訳を遮り、寝転がったままに言う。
「お前には今まで色んな武器の扱いを教えてきた。その中じゃ、短剣と盾での戦い方に一番センスがあったな。」
それならそれをもっと身が空き上げる方が良いのではないかと単純に思う。しかし、先生は今やっているこれが必要なことであるというように話を続ける。
「だからか逆に、両手で剣を持って振ること自体に身体が慣れないのかもしれねーな。でも、さっきも言ったようにそんなものは何度もやってればできるようになる。大切なのはそれをちゃんとイメージしながらやることだけだ」
先生は両手を頭の後ろで組み脱力する。いよいよ本格的に寝る気だ。
「それにそれはお前にとって必要なことだ、いつかできるようにならないといけなくなる時がきっと来る、」
そしてもう一言、
「それが守るためでもな。」
付け足すように言われたその言葉は聞き取れない。
「あ、それと最後に」
なんだまだあるのか。
先生は大事なことを思い出したように言い、右目を開いてチラリと僕を見る。
「たぶん〝あの〟剣(つるぎ)はしっかり両手で握ってる方が強いぞ」
「え、?」
「すぅーすぅーすぅー………、」
そう言って今度こそ先生は本当に寝てしまった。
僕はその言葉を思い浮かべて状況をイメージし、頭の中で整理しながら考える。
でも、
「…、そんなの当たり前だろ?というか片手でなんて扱えないよ。というかたぶんってなんだよ、たぶんって?」
と思うだけ。
《そう今はまだ。少年がその言葉の意味を理解するのはまだまだ先のお話。》
その後僕は残り何回かわからなくなった素振りの練習を時間の許す限りまでと思い続けた。
「考えてもわからない。難しいことはまた後で考えよう。」
その後は自然と集中していたと思う。
ブォッッッッンン
そして最後に一度だけ、今日の成長を感じられるような力が出た。
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