第4話 Round4 ネコちゃんの新技

『顔舐め+甘嚙み』という大技を駆使するようになったネコちゃんだったが、

高校生の眠気パワーが上回る日がすぐに来た。


いつものようにネコちゃんは『顔舐め+甘嚙み』攻撃を仕掛けて来たが、

僕もこの日は眠気パワーがマックスだったので布団押し込み作戦を開始した。

普段の僕なら5ターン位で根負けしていたのだがこの日はマックスだったので

10ターン位続けた。

さすがにネコちゃんも最後は怒り気味に「ニャーニャー」鳴いていた。


翌日。


僕はいつもの様に寝ていた、何も警戒せずに。。。


突然、痛みが走った僕の鼻に。びっくりして起き上がったらネコちゃんが横で「ニャーニャー」鳴いていた。まさかノーモーションで甘嚙みするとは。。。。

完敗だった。僕は反省し、次の日からすぐに起きるようになった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る