第3話 Round3 慣れというディフェンス

ネコちゃんは、朝ごはんの担当が僕だということを完全に認識したようだった。

僕も、顔舐めしてくると可哀そうだと思いごはんをすぐにあげるよにしていた。


一週間位は。。。。


眠りたい盛りの高校生には、顔舐め攻撃も通用しなくなっていた。

ネコちゃんは、いつもの様に顔舐め攻撃をしてきたが眠気という魔力が勝り、布団の中に押し込んだ。ネコちゃんも負けじと這い上がったが、また押し込むというパターンとなり、攻防が続いたがネコちゃんが新技を繰り出してきた。


顔舐めまでは同じだったが、その後に僕の鼻を噛んだ。


「痛っ。」実際は甘噛みだったので全然痛くなく、びっくりしたので思わず声に出しただけだった。さすがにこの日はこれで起きて朝ごはんをあげた。お腹すいていたんだなあと僕はこの時懺悔した。


一週間位は。。。。

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