第54話 お金で解決知識と技術。教えるプロと売れてるプロは違う。手間暇かけて頑張ろう!
お金と労力かけよう、というのが本題です。
まずこちらから。
□教えるプロの存在
創作についてXなどちょくちょくお見かけする話。ネット上における「他人のアドバイスなんて意味ない」とか「価値がない」というのは、まあ一面としては事実でしょう。話が噛み合わない、というコミュニケーション的問題点など色々ある。しかし一面だけを切り取るのはよろしくない。
思い込みは偏見を生む元凶です。
創作に関して「そもそもアドバイス出来る人は少ない」とか言い出すと、あり得ない展開になります。
有料の小説講座あんじゃん
「有料かつ優良な自分に合う小説講座」探せばいいだけなんです。
小説講座というのは「教えるプロ」であって「売れてるプロ」ではありません。「選手」と「コーチ」にプロが存在するよう、全く別のお仕事です。
その観点をなおざりにすると、もはや意味が分からない。
例外はあるでしょうが、あらゆる分野において「教えるプロ」「コーチや指導者」は存在します。小説とて同様なのですが、一部の方々は、
「お手軽無料で事を済ませようとし過ぎではないですか?」
無料のものはどこまでも無料です。
無料にどれだけの価値を見出すかは皆さんの自由ですが、無料は無料ですよ。
あと名選手が名監督とは限りません。
敏腕経営者は後進を育てるプロですか?
売れてるプロ作家の中に、凄く教えるの上手い人がいたとしても、
「そもそも売れてるんだからんなこたしません」(笑)
□お金払って解決しようよ
なんでもかんでも無料になった世の中なので、勘違いしてる方をお見かけしますが、根本的に間違えてます。教えるプロは確実に存在する。
「そもそもこの現実を無視し、探そうともせず、利用する気もない」
それを「ズボラ」と言うんです。
ズボラかましてる奴にかける言葉がありますか?
特にないです(笑)
□知識と技術の塊。「お金で解決」学べること
商業ベースには「文豪の作品」から「売れてるプロ」の作品、マニアックなものまでたくさんの小説が存在します。
それで学べよ
無理ですか、そうですか。
そんなこと言われたら「どうやって学ぶの?」としか言えない。
書いて書いて、読んで読んで、書いて書いて、読んで読んで、その繰り返しが人を成長させる。ただ書くだけで成長出来るレアケースは確かにあるでしょう。挙げてみます。
1.既に学び終わっている
2.他の芸術、娯楽、情報を取り込む能力が高い
1に関しては「既に学び終わってる」というケースで、しばらくは学ぶ必要がない。あるいはもう「書いてるだけで学べる」という、完成した人でしょう。
2は微妙ですが、こちらも基礎から応用まで技術が高くないと話にならない。そもそも器用とかそんなタイプですね。
□知識特化。専門書買いまくれ
書く技術はあるけど知識、情報が足りないというケースもあるでしょう。描きたい題材や舞台にもよりますが、それもお金で解決します。
専門書買えよ
ネット上の情報、Wikipediaとかだけではちょっと足りない。専門的な知識を得るには相応の対価と労力を支払わねばなりません。図書館も利用すれば「借りる」も兼ね、もしかしたら「借りる」で解決するかもしんない。
どーしてこう「無料至上主義」「ネット至上主義」みたいな発言が出てくるのでしょう。私には理解出来ません。
□とにかく書く。とにかく学ぶ
自分を知るにはまず書いてみるしかありません。
それから時間を置いて読み直してみて下さい。
そうすると、変化が見て取れると思います。
それに「自己評価を下す」という採点能力が必要となります。
ここからはどれだけ読んで書いてきたかの勝負。
「自分を値踏みする」と、自分の技術が見えてきます。
文体から構成まできっちり評価出来たら大したものです。
自分を把握出来ますね。
□はいまとめ
・有料の小説講座の利用について考える
・「売れてるプロ」は「教えるプロ」ではないので、レアケースでもない限りそもそも教えてもらえないでしょう。意味ないし。というか話噛み合います?
・知識も技術も有料で解決しよう
・売れてるプロの「作品」から学べることはたくさんある
・専門書買おう
・とにかく書いて読む
なんでもかんでも無料で解決するわけないのです。その上で「優良かつ有料なものを探す」という、当たり前のことも意識して下さい。
読んで学べる人、書いて学べる人に「有料の小説講座」はさして必要ないかなと。採点してもらうぐらい? 知らない知識などを、順序よく教えてくれるかもしんないですね。
とまあ当たり前のことを書きましたが、これ需要あります?(笑)
はいこれ毎日更新の産物。
ってわけで最後に二つ。
「万人が評価する作品など存在しない」
「万人に通用する指導方法など存在しない」
あったら教えて下さい。
人の数だけ価値観がある。あなたの価値観はあなたのものです。
ではまた。
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