第18話 緩く攻略実践編2。なろうは女性向けスマホサイト。なぜ女性読者が大切なのか。なろう簡単攻略編2

 前回の続きと補足になります。


□結論から

「男性に比べ女性の方が趣味に時間とお金を使う」


 例えばお笑いの劇場や音楽、コンサート。

 男性が多いものはスポーツ自体、或いはスポーツ観戦やゲーム。

 読書の場合漫画はともかく、どちらかと言えば女性が多い。いや圧倒的かも。

 なろうは明らかに女性向けスマホサイトを意識している。他所の女性ユーザーを取り込む為でしょうか。

 結果男性向け作品は激戦区化。お約束や性的描写で媚びに媚び、みんな頑張ってます。

 お約束やらないとまあ大体空振り。

 お約束を好まない読者は、そもそも無料サイトで読まない。無料サイトで読まない人達が、私を含めたくさんいるとお心得あれ。


 お約束テンプレ無視の成功例は当然ありますが、それなら歴史小説だって商業作品から大人気。

 女性向け作品は最激戦区ですが、そもそものパイが大きい。

 結論は以上です。


□始めます

 どうも。今回は簡単攻略編の続き。

 私は「侯爵令嬢の華麗なる追放劇」(女性向け・万人向け作品)で、なろうで日間一位になり、その後色々伸び悩み。というかネタエッセイな人化してます。なぜかよそのサイトさんに勧誘されました。

 ネタエッセイで日間4位になり、推理文芸で同じく4位。

 あとカクヨムコン8の短編部門で中間選考を通過したぐらいです。


 カクヨムは「魔法少女だった彼女達へ」が評価されています。62ポイントですから四倍計算で248。感想やフォロワーさんは凄く多い。

 侯爵令嬢の華麗なる追放劇に感想いただいたのは、一人のフォロワーさんのみ。ありがとうございます。

 多い時はデイリー7000PVありましたが、めっちゃ感想残し辛い作品みたいです(笑)

 カクヨムだと足跡感覚なユーザーさんがお一人のみ。

 ちなみにカクヨムのPVはトータル1000は超えています。

 私はアクセスしてないので、ユーザーさんのリアルな数字。

 そして両サイトを使って、やはりそうかと色々実証と理解が深まりました。


 二つのサイトは共通点こそあれ、読者層とユーザー登録者数にかなり差があると思われます。

 ユーザーだけならなろうが圧倒的に多い。カクヨムは登録者数100万ユーザー。100万超えおめでとうございます。


 しかし、なろうですら人が来ないのはなぜか。

 それは「女性向けサイトに男性向け作品を載せているから」です。


 私が無能な馬鹿で、無力で哀れなネタエッセイな人だからかもしれない(笑)

 冗談です。私の冗談を真に受ける人にこのエッセイはお勧めしない(笑)


□概要

 さて、有名なユーザーさんやWeb強者なら普通に攻略可能でしょうが、ライトユーザーにはまず無理。


 女性向け漫画雑誌に、男性向け漫画を公募しても相手にされません。

 現状「跳ねる道」は女性向け作品でしょう。


・女性向けから男性読者も取り込む

・徹底的に女性向け

・徹底的に男性向け

・歴史小説


 恐らくこれがなろうの実態。

 ジャンル、タイトル、あらすじ、タグ、更新のタイミングと色々あります。

 しかし「客層、ユーザー層」は全てを凌駕します。

 一番多く、積極的な読者層を知らねば話にならない、って話ですね。


 私が知る限り、人気ユーザーやレジェンドクラスを除けば、明らかに女性向け作品の方が人気がある。そこに男性読者がやってくる。

 テンプレ作品は飽和状態。

 頑張ってるのは歴史小説系で、こちら人気があります。男女共に読めるからでしょう。商業作品も同様で、カクヨムコン8中間選考でも歴史小説は強かった。


□具体的対策案

 女性主人公で描く。

 女性向け作品で男性主人公は、捻ったざまあ報復系なんかが浮かびますが、結構難しい。


「ヒロインが魅力的だから男性主人公でもよくない?」


 という意見は、男性ユーザーの観点です。女性が読むきっかけになるか怪しい。

 皆さん色々経験あるでしょうが、試してみて下さい。

 経験談などありましたら、エッセイや感想で教えて下さると幸いです。


 最後に私からの凄くテキトーなメッセージ。


「どろどろした女性向け作品がたぶん一番ウケる。レディースコミックみたいな作品」


 真に受けるか否かは、あなた次第。

 次回はターゲティングのお話。では。

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