20233月

第10話 第二回RTで読む系。採点基準とレビュー問題

 皆さんご機嫌いかがでしょうか。

 いつから始めたのか分からないRTで読む系企画ですが、SNSならではの厄介事は付き物です。つってもたまーにあるぐらいですね。

 最近の企画は長々とツリーに注意事項を記すので、そもそも参加者が少なかったりもします。

 基本的には「読んだら評価は付ける」というスタンスですから、読むともれなくポイントアップ。1はつけにくいので最低2からという基準。つまり最低4ポイントは入ります。

 書き手ユーザーさんだと星2というのはなかなか受け入れがたい、ってこともあろうかと思います。ですが、企画主の基準がブレブレでは信用に関わります。ご了承ください。

 ってわけで緩く評価についてなど記します。


□採点基準と評価の加点制度。レビューについて

 私の評価基準は以下の通り。好みや理解度は当然として、星はこうしてます。


「なろう」

・2 何かしら欠点が目立つ。頑張ろう!

・3 平均的な採点。工夫が欲しいな

・4 優れた作品。例外あり。3は辛いか、うーん4みたいな

・5 企画主が「素晴らしい」「達者だ」「大好き」と言っている

「カクヨム」

・2 なろうの3と4

・3 なろうの4と5


 ぐらいに捉えて下さい。ここで重要なのは「企画主は書き手でもある」ということぐらいです。

「もうちょっと親切設計心掛けて。空白改行とか入れよう」「あなたは空白入れすぎ。ブログみたい」「小説作法を統一しろおぉおおお!(笑)」「小説作法とかどうでもいいや。面白い(矛盾)」

 とか、読み専さんとは違う角度から攻めてきます。警戒して下さい(笑)


 私の評価はマイページに公開されていますから、4と5は私のお薦め作品ということですね。

「4と5は褒めてんだろ。じゃあレビューとか感想書けよ」というのは短絡的というものです。レビューを書くにはいくつかハードルがあります。

 一番は「めっちゃ高評価だから下手なこと書けない」というもの。きちっとしたレビューを記したいんです。この場合それなりに読み込まないと書けません。

 カクヨムなら「どれだけ読んだか」というデータが存在しますが、なろうには存在しません。

 カクヨムの読書履歴機能は実に優れもの。ログインしないと当然記録されませんが、

「どんな作品を何文字読んだか」「何作読んだか」「いくつレビューを付けたか」

 と記録されています。こちらちょくちょくTwitterにアップしてます。月が替わると前月のデータ見れなくなる、はずなのでスクショ保存。


□レビューが欲しい? いいんだね? 私のレビューだよ?

 さて、レビューを残しやすい作品というのは確実に存在します。

 こちらはレビューを記したことがある方はなんとなく分かるんじゃないでしょうか。

 テーマや世界観が分かりやすい。キャッチコピーが付けやすい。他にもありそうですが、自然と記せる作品って感じですね。

 私の作品なんかは感想すら残し辛いかもしれません(笑)

 侯爵令嬢の華麗なる追放劇は顕著です。


 カクヨムなんかだと、私のネタレビュー後レビューが付かなくなるケースがあります。

 なぜなら、空気も読まず「俺はこれから、笑えるレビューをここに記す……」という実に危険な企画主ですから、来たら来たで厄介です(笑)

 サービス精神から色々やるわけですが、それを目にすると次の人が躊躇います。実際、カクヨムの感想欄でネタ系感想つけてる人がいると、私も引きずられます(笑)

 あんな感じですね。なんかやった方がいいかな、みたいな空気。結果次の人が「レビューつけにくいなあ」となってしまう。


 笑いに走ったものは一時的には効果あるかもしれません。しかし後のことを考えると「削除した方がええな」ということもあると思われます。

 ですのでその場合私のネタレビューは「もういいや」と、サクッと消してしまっていい。

「レビューや感想欄はユーザーが管理するもの」とお心得あれ。


 カクヨム、なろうともレビュー一覧は皆さん確認出来ます。私なりに笑いに走ったレビューが、削除されてなければ残っているでしょう。

 実際作者さんが爆笑してしまったケースもままあったり。

 一言下されば真面目系なのに書き換えますし。古いのは困りますが、最近のなら対応出来ると思います。

 誰に頼まれたわけでもなくレビューを書いてるので、気楽に削除なり対応して下さい。私は一向に構いません(笑)


□評価との向き合い方

 そもそもなろうもカクヨムも加点制なので、星もらって損することはありません。

 Amazonなどの平均値とは違うんですよね。

 低い評価が来たら、

「ちっと辛口だねぇ」「好みじゃなかったか」「採点あざっす! 読んでくれてありがとう!」

 と、ゆったり構えるのがよろしいかと。世は多様なり。あなたもその一人、ですね。

 たまに「評価者全員満点」だけどそもそも評価人数が少ない、というケースありますよね。

 これ、ライトユーザーの腕の見せ所です。

「読んでもらえれば評価されるはずだ」と信じ、更新と宣伝を頑張る。この姿勢がいつか報われると思います。

 ただしいくつか例外はあります。次回記します。


□完結後。ブックマークの増減と評価の推移

「侯爵令嬢の華麗なる追放劇」完結後、ブックマークは増減を繰り返しています。評価は結構いただけて、総合ポイントは500の大台に到達しました。

「え? 500Pなの?」と思われた方、推理文芸の四万文字一週間で完結した作品はこんなもんです(笑)

 最近は昔に比べて辛いかも? とは思いますが、大抵放置勢なのでちょっと分かりません。

 トカレストのがポイントだけなら上ですね。こちらは900台。残念ですが永遠に1000には届かなそう。


 ブックマークや評価、いいねは読者さんの素直な感想のようなものですから、色々読み解けるものがあります。

「ブクマ減った、凹んだ……」と思うなかれ、増減するだけです。

 特に完結させて次の作品に取り掛かっていると、大抵忘れています。

「あれ、前のポイントいくつだっけ? ブクマの数覚えてねえな……」

 と、さして気にもならないでしょう。時と共に楽になれます。ブクマは増えるし減るもの。完結してたら大体評価は増えます(笑)


□RT企画主として

 正直な話、私は序盤から大体二万文字前後までしか読まないと思います。

 そして企画主なので、固定読者にはなれません。

 私を固定読者にしても仕方ない。

 読者さん、読み専さんをゲットした方が有意義です。


 企画主として数を読むから、というのもあります。

 しかし一番の理由は「序盤読んでりゃ実力は分かる」というもの。

 作風は色々ありますが、ライトな文体を使いこなすライトノベル勢、丁寧な文芸系、歴史小説から純文学勢と「文体と方向性」は違えど、技術はすぐに分かります。

「構成の妙は?」と、技術水準が高い方に問われれば「そもそも満点だからこれ以上私に出来ることはない」と答えます。

 逆は言うまでもないですね。技術がないんだから、そもそも読む人が限られます。

 ただし好みはあるので、世の中実に多様です。

 昔の携帯小説みたいな作品は、私には理解出来ない世界です。


「私、女子高生。昨日、元カレと、ヤッた」


 これが続くわけです。こんなもん作文以下。お前は小学生ですらない。

 チラシの裏にも書くなもったいない。文字を記すな。ハンドサインで生きろ。

 とは言えないじゃないですか(笑)

 ですので採点もせずスルーしますね。


 大体こんな感じで活動しています。

 さて次回はライトユーザーがやりがちな「ジャンル問題」について記します。私もやらかします。最近ですらやりました(笑)

 タグあらすじ、文字数と話数なんかも触れます。

 こちらは「緩く攻略したい」系の話になりますね。

 企画に参加された方一人一人に「いやあのですね」と説明するのに正直疲れました(笑)

 作品は素晴らしいのですが、Webコンテンツという意識が低いのでしょう。ライトユーザーにありがちな「書いたから載せてみた」という、実にもったいない現象についてです。

 Webコンテンツ、なろうやカクヨムのシステムを理解していないと、伸びるものも伸びない。

 絶対はないですが、多少の対策は出来るのではないかと。

 ではでは皆さんこれにて。また次回です。

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