第5話 カクヨムとなろうの違い「ライトユーザーはなるべく緩く攻略したい」

 WEB小説はWEBコンテンツである。という当たり前の話をしましたが、さてWEBコンテンツはどうすれば跳ねるでしょう。

 SNSやらブログでも同じですが、システムを攻略せねばなりません。

 そこで今回は、カクヨムとなろうの違いを簡単に比較して、緩く攻略出来ないかを探ってみます。


「小説家になろう」

 保守的、閉鎖的なつくりなので、ストロングスタイルが必要。「跳ねる作品書けやよ」という感じ。


・特徴 情報へのアクセスがしづらい

 誰が評価したか分からない仕組み。頑張れば探せるかもしれないが、特に意味はない。

 ユーザーのマイページから見れるのは評価とレビュー、ブックマーク一覧のみ。

 感想などは本人しか見れない。人となりを知る手がかりは、活動報告ぐらい。


 このシステムは名前と顔を売り、PVを稼ぐのが常道かもしれない。どこかに晒したりするのも覚悟があるならどうぞ。

 システムからの攻略方法は、少ない。

・例 更新のタイミングなど

 レビューや感想を積極的に付けて、アクセスのきっかけをつくるぐらい。


・注意点 ユーザーに何かを要求するのは規約違反に当たる可能性がある。

 あくまで穏やかな交流に努めましょう。

 


「カクヨム」

 オープンなつくり。よって揉め事がなろうより多いかもしれない。システム攻略しているユーザーが多く、見返りが得られなかった怒りの活動報告等がちょくちょく上がる(笑)

●カクヨムコンのさなかゆえ、皆さん大変な思いで取り組んでいる。更に、なろうは閉鎖的ゆえいざこざがある。どちらも良し悪し両面あり。


・特徴 ユーザー間の交流を売りにしているので、情報が公開されている。

 よってシステムからの攻略は基本。やり過ぎるとBANくらうので、規約通り常識の範囲内でやろう。


・システム攻略方法1

「評価を積極的に付ける」

 悪名高い?星爆撃をするかは、あなたの判断。


※読まずに評価をばらまく行為を指す場合がある。そのユーザーが付けた評価数はとてつもなく多いので、マイページを見ればなんとなく分かる。結果、真面目に評価してても誤解を生むかもしれない。

 きちんと読んで星をつけるのは全く問題ないのに(笑)

 お礼をいただけるかはともかく、他のユーザーの目には留まる。なろうの場合は感想とレビュー。


・利点 お気に入りの作品が見つかったり、運営が意図する交流が盛んになるかも。テンプレなどの勉強にもなる。

・難点 手間がかかる。真面目に読むと、3つ星ばかりというわけにはいかない。加減が必要。


 緩く攻略するなら「応援評価」をガンガン入れる感じだろうか。私は「読んで」積極的に評価を入れる側なので、これは使いたい。

※なろうの応援評価に、見返りはない。カクヨムでやるべきだった。



・システム攻略方法2

「読み合い企画があり、運営も推奨している」

 相互評価等も、強制性がなければ問題ない。

 これはなろうも同じだと思うが、ユーザーの認識に齟齬がある。

「相互評価は禁止! 不正の温床だ! いや不正だ!」

 が金科条になっており、まあ避けた方が懸命だろう。

 こちらは強制性と共に「結託」している、という点が嫌悪されている面もありそう。


※ユーザー同士の結託が忌み嫌われるのは分かる。だが度が過ぎると「誰かの特権」が侵されることを恐れているのか? なんて深読みもしたくなる。

 これは前に記した相互クラスタ、相互グループについての記事を読んでいただきたい。

 勝ち組は新たな勝ち組を望んでいない。

 過去の不正が尾を引いている面もあるのだろう。

●これについては7話を読んで欲しい。勘違いしているなろうユーザーは結構いる。


 カクヨムでは読み合いが通常運転なので、可能なら参加していいかもしれない。なろうユーザーも含まれるので、一部には嫌われていることは付言しておく。


・注意点 星付けますとか言って付けないユーザーが普通にいるらしい。マイページを確認し、要注意リストに入れておこう。


 対策としては、私のような「ちゃんと読んで評価する勢(笑)」を多く探すか、数打つ覚悟を決める。


 現状緩めのシステム攻略方法はこれぐらい。

 後は「作品を用意する」という、当たり前のことが出来ているか。


 これについては今度触れたい。

「読まれる作品」についてはみんな考えるだろうけど、RT企画をやっていて「?」が浮かぶことがあったので。システム攻略勢はかなり多い。



「まとめ」実験体として


 システムを理解せずただ漫然と作品を書いてアップしていたが、恐らくこれでは報われない。

 というわけで実験体としてこれから緩いシステム攻略方法を実践していこうと思う。

 短期的には結果も出そうにないので、のんびりやっていく。


 作品を用意し

 Web用にレイアウトし

 投稿して

 宣伝する←ここ大事

●どんな作品を用意するかも大切。こちらは6話を参照していただきたい。


 Webコンテンツである以上ここで手を抜いたら「伸びるものも伸びない」可能性が出てくる。


 まあ「そもそも簡単には伸びないのがWebコンテンツ」というのが私の認識で、実際伸びてない(笑)

 なろうだとトカレストストーリーが一番だが、1000Pにも届いていない。


 カクヨム、なろう共に作品は用意してあるので、宣伝のためサイトが用意してくれているシステムを使っていきます。


 さて、結果はどうなるでしょう。

 ライトユーザー用の「規約に引っ掛からない、お薦め宣伝方法。労力をあまり必要としない緩い奴」があったら、またここで記したい。


 なんかあるんなら教えてくれると嬉しい。

 皆さん、何度も言いますが規約違反はダメですよ。

 ではまた次回。

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