第2話 創作クラスタ、創作グループ。それは目に見えているかどうかの違いでしかない
結論はタイトルに書いてある。
以下は一般論として読んでもらいたい。
なろうにおける創作クラスタとは「相互評価」などを通じ、お互いの作品を宣伝し合うグループ、みたいなもんだろう。
サクラレビューとかまあその手の話だ。
こんなもん目に見えるところでやるかやらないかだけの話である。
誰がどんな背景を持ち、人間関係を構築しているかなんて把握出来るわけない。
リアルな知り合いと創作仲間で、その輪が広がりお互いを支援し合うことの何が悪いのか。
ただし「相互評価」は禁じられている。実際にバンくらうこともあるだろう。
●カクヨム用追記。この「相互評価」という日本語はおかしい。「相互評価依頼」などが適切。実はカクヨムもなろうも変わらない面がある。これは最新7話「カクヨムはSNSである」で、触れています。
この手の話はTwitter上で時折見かける。
これはネット上の見える形でやったか、家族が同じ回線や端末でやったのが抵触したのかもしれない。
相互評価依頼はランキングに反映される可能性があり、感想欄にいらんこと書くのは迷惑行為だ。だから感想欄閉じたりするんだろう。
●ランキングに影響すんのは当たり前。不正禁止は字面通りだが、その不正についてなろうは明記していない。最新7話参照。規約は変更されるものだから、あくまで現時点の話。
とはいえ実情はよく分からないし知らない。浅いと書いてある通り、さっぱりだ。
そんな相互評価だが、なろうとカクヨムでは扱いが違う。カクヨムでは読み合いが推奨されている、のかは知らないが企画として成立している。
「読んだから読んで」
「読んでくれたら読みます」
が当然のように行われている。
どちらがいいかはどうでもいい。
私は読み合いが大嫌いだ、とだけ言っておく。
しかし軸足をカクヨムに移すなら、これを克服し大好きにならねば生きていけぬかもしれない。
郷にいっては業を背負うが世の宿命。
仕方ない、読み合いでチマチマポイントを稼ぐとしよう。
●チマチマなんて無礼打ちされそうな表現だが、あえて置いておく。読み合いであっても「読んだなら正当な評価」こんなありがたい話はない。なろうユーザーの勘違いが爆発している。
最近創作グループというワードをTwitter上で見かけるようになった。
今後どうなるだろう。
気持ちは分かるけれど正直大丈夫かね、などと思っている。
なろうが低迷すれば放置されるかもしれないし、賑わいがあれば「規約違反だ!」と叩かれるかもしれない。
実はみんなカクヨムユーザーでした、なんてことも考えられる。
WEBコンテンツに限らず、数は力だ。
軽視すればジオン軍のように滅ぶしかない。
「戦いは数だよ兄貴! えらそうにふんぞり返る前に、勝つための手立てを!」
と言ったのは彼の有名な哲学者、ドズル・ザビだ。
兄ギレンは敵をカスと軽視したがゆえに、色々あって妹に頭を撃ち抜かれた。
みんなも妹に頭を撃ち抜かれないよう気をつけて欲しい。どこから野生の妹が現れるか分からないのがラノベ、WEB小説の世界だ。
ポイントを稼ぐためみんなよくも悪くも頑張っている。
動かない評価を眺めつつ、どんよりするのも分かる。それを払拭するためグループに入ったりするんだろう。
単に情報交換してるだけかもしれない。
つまり、やっぱり分からない。
私から言えるのは、
「読者諸氏よ、読んだら応援評価してやってくれ。公式がそう言っている。サイトに記載されているんだから、応援してやって欲しい」
特に愛読している作品は応援してあげて欲しい。
完結したら評価する、なんて欺瞞でしかない。
完結させるのが大変なのだ。
書き手も読み手も騙されてはいけない。
最初の1話目投稿されていきなり1000P越える作品もある。
それに比べればささやかなものだろう、応援評価して欲しい。
でないと、私みたいにしょっちゅういなくなる。
突然消えて更新しなくなる、なんて悲しいじゃあないか。
散々放置してきた私が言うんだ、心苦しいが本音として受け取って欲しい。
ここからはほんの少し込み入った浅い話だ。
少し触れたが投稿即1000オーバー稼ぐ作品がある。
短編で万稼ぐ作品があるのだ、別に不思議はない。
と言いたいところだが、一応なろうもビジネスだ。
なろう発の書籍やコミカライズ、アニメも多数ある。
ここを戦場にプロが戦っているのだ。
「小説家になろうで○○PV達成!」
「○○日間ランキング一位独占! 年間ランキングトップ!」
なんて煽り文句の一つも付けたい。
代理広告を誰かが請け負うのはビジネスの世界では当然だろう。その広告を評価という形でやれるなら、こんな簡単な話はない。
ある意味、それをやるだけの価値がなろうにはある、ということだ。
なければ他でやるだろう。
「なんだかなあ、怪しいなあ」と思う人もいるかもしれないが、世の中そんなもんだ。
ランキングといえば今年「都道府県魅力度ランキングに群馬県知事が抗議」というニュースを目にした。
「群馬県が44位なのはおかしい!」
と、いたくお怒りであった。
法的措置も辞さないという。
正直笑ってしまったが、全順位を公表したら必ず最下位が出てしまう。下から数えた方が早いなら、気分を害するのも分かる。
群馬県政についてはよく分からないが、何か都合が悪かったのかもしれない。
イメージアップに取り組んでいたのだろうか。信頼度や評価基準がどうこうと弁舌をふるっていた。
「いや、そんなの仕方ないじゃん、群馬ってどこよ?」
と思った人は一太に謝れ。
必死なんだ、せめて笑ってあげて欲しい。
私? 私は笑った。そう書いた。
なんでそんな怒るかね。
ランキングの総評とかで、
「群馬は危険! 人ならざる怪異で溢れておる! 県境は封鎖だ! 群馬県民は草でもむしってろ!」
と、言われたのなら戦争だ。
相手がどこであろうと、武器を取り勇敢に戦って欲しい。恐らく埼玉あたりだろう。茨城や千葉が相手かもしれない。
逃げてはならない。そこまで言われたら戦争だ。
私はそれを眺めつつ、
「やっぱ群馬は44位だな」
と、納得するから。
先に記した通りこれは一般論だ。
群馬県は悪くない。
結論はやっぱ群馬は44位、だけど何も悪くない。
そして最後まで読んだあなた、ブックマークを付けるのだ。応援評価も付けたまえ。ただ読みは良くない。
でないと、野生の妹を解き放つ。
ほら、今あなたの後ろにいるそれだ。
ではまた次回。あなたが頭を撃ち抜かれていなければ、お会いしよう。
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