第2話 rewrite能力とは

俺はrewriteという言葉の意味を調べた。

書き換えるという意味らしい。


「意味はわかったけど、どうやって使うんだ?」


声に出してみるが、返事はない。


「もしその能力があるとしたら、俺は紅空が生きてる世界に書き換えたいよ…」


俺は突然来た眠気に耐えられず、眠りについてしまった。



「rewrite能力を消費しますか?」


俺の目の前には20歳くらいの女性がいた。

とても綺麗な女性だ。


「誰だお前は…」


「私はrewrite本体です。能力を使う際は私を通して能力を使います。」


「rewrite本体?」


「そうです。rewrite能力を使って、紅空さんが生きている世界に書き換えますか?」


「本当にそんな事が出来るのか?」


「はい。可能です。しかし、能力使用可能数が残り6回になりますがよろしいですか?」


「それでいい、紅空が戻るなら何でもするつもりだ。」


「かしこまりました。では紅空さんが生きている世界へと書き換えを行います。」



目が覚めると、俺はベットにいた。

特に何も変化は起きていない。


「やっぱりあれは夢だったのか…」


ピンポーン


チャイムの音が聞こえた。

ドアを開けてみると、そこには1番会いたかった紅空がいた。

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