第3話 真珠魚の捕獲(2日目)
●真珠魚の捕獲(2日目)
〇ハーヴェス王国/近郊の港・岩場
真珠魚を求めてやってきたのは、港近くの岩場。このあたりでは釣りも許可されている。
※どれも1時間ほど費やすものとする。
※もしPC達が船を借りたり、どうにかして漁師たちの力添えを借りたりするロールプレイをしたのなら、2dのダイスの達成値+1。
※夕暮れ時は『釣り』の達成値に+2。
※十分な休息をとれていない場合、あらゆる判定-2。
▶朝~夕暮れ(7時~18時)(2日目)
・探索【探索判定】
«2~3»
転んでケガをする。1d3点のダメージ。
«4~5»
〈きれいな貝殻〉(50G/黒B)や〈サワガニ〉(50G/赤B)、〈イワノリ〉(50G/緑B)のいずれかが手に入る。
«6~8»
うねうね動く小さな〈エサムシ〉を手に入れる。
«9~11»
〈コエビ〉を見つける。これを使えば『釣り』の達成値に+1できる。
«11~»
〈古のコイン〉(200G/黒金A)を見つける。
・釣り【レンジャー技能+器用度ボーナス】
※〈エサムシ〉〈コエビ〉を1つ消費。
«2~6»
エサだけを持っていかれた。 ※アイテムだけ消費。
«7~10»
のんびりと時間が過ぎていく。 ※アイテム消費なし。
«11~15»
魚がヒット。〈スシネタ〉〈ヤキウオ〉〈ニツケ〉(250G/赤A)1匹を釣り上げた。
«16~»
強い引き。高級魚〈ダイコンブリ〉(500G/赤A)を釣り上げた。
・その他(休憩や仮眠、食事など)
●幕間2 (※夜に近い時間、釣りをしていた)
日も落ちてきて、そろそろ釣りが夜の部になろうかという時。近くの森から、やせ細った2匹の蛮族(「『コボルド』(Ⅰ)P.437」)がゆっくりとあなた達の方に歩み寄ってくる姿を認める。声が届く距離まで近づいた彼らは汎用蛮族語で
「さかな、ほしい。おやぶん、とってこい、いった。ごはん、ほしい」
と語る。
※もし言葉がわからなくても、態度などからわかるかもしれない。彼らに(PC数×2)匹の魚をあげれば、彼らは去って行き、戦闘はない。
▶あげる
「かんしゃ、これで、おれたち、ころされない」
喜んで見せたコボルドたちは、手にした魚を大事そうに持って、森の中に消えて行った。
▶あげない
「そんな、おれたち、ころされ――」
とコボルドたちが言いかけた時、森から躍り出た何かが彼らを手にした棍棒で殴りつけ、死亡させる。そして武器についた血を振り払い、汎用蛮族語で
「お使いもろくにできねぇとはな。使えねぇ」
と悪態をつく。そしてあなた達に目を向けると、
「おい、魚を寄こせ。そうすれば命だけは見逃してやる」
と言う。 ※与えた場合も戦闘になる。話しているのはボルグハイランダー。
「なんてな! お前らもエサに決まってるだろ?!」
そう武器を振り上げ、襲い掛かってくるのだった。
➡前衛:「『ボルグ』(Ⅰ)P.441」(PC数)体
後衛:「『ボルグハイランダー』(Ⅰ)P.442」1体。
▶夜~朝(19~翌5時)(2日目)
・探索【探索判定】
※十分な休息をとれていない場合、あらゆる判定-2。
※夜間であらゆる判定-2。ただし[暗視]がある場合などは修正を無視できる。
«~4»
転んでケガをする。1d3点のダメージ。
«5~7»
運悪く大きなカニ「『ジャイアントクラブ』(Ⅱ)P.395」1体と出会い、戦闘。
«8~11»
このあたりで死んでしまった「『ゴースト』(Ⅰ)P.457」(探索者数)体と戦闘。
«12~»
岩場で休む〈コエビ〉を手に入れる。
・釣り【レンジャー技能+器用度ボーナス】
※〈エサムシ〉〈コエビ〉を1つ消費。
※魚をエサにして釣りを行なっていた場合、出目に関わらず何も起きない時間だけが過ぎていく。ただし、この情報はPCに伏せておく。
«~6»
エサだけを持っていかれた。 ※アイテムだけ消費。
«7~10»
大きな魚がヒット。〈グンカン〉(400G/赤A)1匹を釣り上げた。
«11~15»
強い引き。高級魚〈マワラナイスシノネタ〉(600G/赤A)を釣り上げた。
«16~»
これまでで1、2を争う引き。〈フレンチノヤツ〉(1000G/赤S)を釣り上げた
●最後の一投
※必要であれば『幕間1』を演出。
残す時間もわずか。エサも少なくなってきた。時刻は明け方。あなた達は願いを込めて最後の一投を行なう。果たしてその結果は──。
※エサにするもの、〈エサムシ〉〈コエビ〉もしくは今まで釣った魚が候補。エサがない場合、依頼失敗。
▶魚以外を使った
ピクリと反応する竿。やがて大きくしなり、折れないか心配になるほど竿がたゆむ。明らかにこれまでとは異なる引き。油断すれば海に引き込まれそうだ。
※必要な判定は【腕力判定】。目標値は最低10から最大20まで。成功すればその値÷10mの〈真珠魚〉を釣ることが出来る。また、ほかのPCは自身の当たりを諦めて誰かの援助に回ることが出来る。その場合、援助に回ったPCの筋力ボーナスの値だけ、達成値に+修正を加えることが出来る。GMは必要そうであれば竿を握っているPCの数だけ判定を振り直させてもよい。その時、竿を握っていれば誰が判定を振ってもよい。
▶魚を使った
ピクリと反応する竿。やがて大きくしなり、折れないか心配になるほど竿がたゆむ。明らかにこれまでとは異なる引き。油断すれば海に引き込まれそうだ。しかもエサにした魚を丸ごと飲み込む大きな魚。
※必要な判定は【腕力判定】。目標値は最低20から最大35まで。成功すればその値÷10mの〈真珠魚〉を釣ることが出来る。また、ほかのPCは自身の当たりを諦めて誰かの援助に回ることが出来る。その場合、援助に回ったPCの筋力ボーナスの値だけ、達成値に+修正を加えることが出来る。GMは必要そうであれば竿を握っているPCの数だけ判定を振り直させてもよい。その時、竿を握っていれば誰が判定を振ってもよい。
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