第2話 真珠魚の捕獲(1日目)
●真珠魚の捕獲(1日目)
〇ハーヴェス王国/近郊の港・岩場
真珠魚を求めてやってきたのは、港近くの岩場。近くには森もあり、野営で焚火をするには苦労しないだろう。このあたりでは釣りも許可されている。
※どれも1時間ほど費やすものとする。
※もしPC達が船を借りたり、どうにかして漁師たちの力添えを借りたりするロールプレイをしたのなら、2dのダイスの達成値+1。
※明け方、夕暮れ時は『釣り』の達成値に+2。
▶朝~夕暮れ(10時~18時)(1日目)
・探索【探索判定】
«2~3»
転んでケガをする。1d3点のダメージ。
«4~5»
〈きれいな貝殻〉(50G/黒B)や〈サワガニ〉(50G/赤B)、〈イワノリ〉(50G/緑B)のいずれかが手に入る。
«6~8»
うねうね動く小さな〈エサムシ〉を手に入れる。
9~11:〈コエビ〉を見つける。これを使えば『釣り』の達成値に+1できる。
«11~»
〈古のコイン〉(200G/黒金A)を見つける。
・釣り【レンジャー技能+器用度ボーナス】
※〈エサムシ〉〈コエビ〉を1つ消費。
«2~6»
エサだけを持っていかれた。 ※アイテムだけ消費。
«7~10»
のんびりと時間が過ぎていく。 ※アイテム消費なし。
«11~15»
魚がヒット。〈ヤキウオ〉〈ニツケ〉〈サシミッギョ〉1匹(250G/赤A)を釣り上げた。
«16~»
強い引き。高級魚〈サバミリン〉(400G/赤A)を釣り上げた。
・その他(休憩や仮眠、食事など)
▶夜~朝(19~翌6時)(1日目)
・探索【探索判定】
※夜間であらゆる判定-2。ただし[暗視]がある場合などは修正を無視できる。
~4:転んでケガをする。1d3点のダメージ。
5~7: 運悪く大きなカニ「『ジャイアントクラブ』(Ⅱ)P.395」1体と出会い、戦闘。
8~11:このあたりで死んでしまった「『ゴースト』(Ⅰ)P.457」(探索者数)体と戦闘。それぞれ〈剣のかけら〉1つで強化。
12~14:岩場で休む〈コエビ〉2匹を手に入れる。
15~:きらりと光る〈剣のかけら〉1つを見つける。
・釣り【レンジャー技能+器用度ボーナス】
※〈エサムシ〉〈コエビ〉を1つ消費。
~6:エサだけを持っていかれた。 ※アイテムだけ消費。
7~10:魚がヒット。〈ヤキウオ〉〈ニツケ〉〈サシミッギョ〉(250G/赤A)1匹を釣り上げた。
11~15:強い引き。高級魚〈マワラナイスシノネタ〉(600G/赤A)を釣り上げた。
16~:これまでで1、2を争う引き。〈リョウテイノヤツ〉(1000G/赤S)を釣り上げた。
・その他(休憩や仮眠、食事など)
●幕間1 (※朝に近い時間、釣りをしていた)
真珠魚を求め、糸を垂らしていたあなた達。気づけば空は明るんでいた。風がやみ、波がほとんど立たない、静寂の時間。そんな時、一人のドワーフの老人があなた達のもとに歩み寄ってきて
「ひょっとして、おぬしらは真珠魚を狙っているのか?」
蓄えられたひげをなでながら、あなた達に話しかけてくる。会話に応じれば、
「やつは小さなエサより大きなエサ、さらに言うならば、質の良いエサを求める、グルメなやつじゃ。だからエサを考える必要があるじゃろうな」
地元のごく一部で語り継がれる、真珠魚の生態だという。それを証明する方法はなく、根拠もないと語る。
「さらに言うならば、ねらい目は明け方じゃ。やつが一番腹を空かせるタイミングじゃからな」
どうしてかと尋ねれば、豊かなひげを撫でながら、老人は続ける。
「なに、ぬしらに伝えるのはただの気まぐれよ。ただそうじゃな。誰かのために、と言う気概を感じたからかもしれんな」
凪が終わり、強い潮風が吹く。気づけばその老人はいなくなっていた。
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