第2話「果て見台」

「ほらあっこに塔がたってるのが見えるだろ?

 あれは果て見台といって、この世界の果てまで

 見渡せるともっぱらの噂さ、

 あんたらもテッペンから何がしか眺めてみないかい?」


 そういわれて、見上げれば天を擦るように反り立つ絶壁の塔、

どこまでも天高く続いてるように見えて、それでいてつかめる取っ掛かりもまあまあある。 年代は分からない、

(※文明鑑定判定に成功した場合、レンジャー技能が有効なほど蔦や植物が壁面に繁茂していることから、ゆうに300年はそこにあったものだと知れる)

 試されているのは素早く登りきること、登攀判定を行います。

ただし判定は五回にわたって行われます。敏捷度ボーナスとスカウト及びレンジャー技能による補正値があります。

 初回の目標値は4です。※目標値を越えた余剰分はあなたの余裕になり記録されます。

 二回目の目標値は6です。※以降、繰り越された余剰分の余裕を加算して補正しながら、ステップアップしていってください。

 三回目の目標値は8です。

 四回目の目標値は10です。

 五回目の目標値は12です。


 初回を失敗した場合、「まあまた果ての果てを冒険したいなら鍛えなおすことだな」と言われ、そこでセッションは終了です。


 各回をクリアすることに途中の休憩スポットに置いてあるアイテムを発見しますが、そのアイテムのうち一人だと一つしか持ち帰ることは出来ません。

 果て見台のテッペンにあるものは、守り刀、剣のかけらをはめ込んである短刀です。


 登攀に成功した時に、ロープを持っていれば仲間を引き上げることが出来ますが、

余剰分の余裕としてある補正値はロープで引き上げるたびに失われます。

 仲間を引き上げれば途中にあるアイテムを持ち帰ることが出来るでしょう。


 果て見台のテッペンにたどりつけば、周辺の地理を見知ることができ、

ラクシアの世界を旅するうえで貴重な地図資料となるでしょう。

 地図作成判定を行って目標値6より上を出せれば、次の目的地を知ることが出来ます。 目的地はGMから提示してもらってください。


 まあこんな感じ。

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