第18話 恩恵

ガリアの村への帰り道は、セレシドの馬車に乗せてもらった。

一人で歩くことはできたが、身体のだるさは残っていたのでありがたい。

ただ、その馬車にセレシドも乗っていた。

領主が街を空けといても大丈夫かと尋ねたところ、自分がいなくて困ったことは一度もない、と返された。


馬車が森の入り口へ近づくと、ガリアの義勇兵が数人いるのが見えた。

「おーい、ヒロ!」

聞き慣れた声が聞こえる。


「シア!」

窓から身を乗り出して彼に手を振った。

シアもヒロの元気な姿を見て安心したらしく笑顔になった。


「ヒロ、聞いたぞ。お前大変だったみたいだな」

セレシドは昨日村へ謝罪しに訪ねた際にヒロのことも話していた。


「まあね、大したことはないよ」

「わっはっはっ、顔が元に戻ってからそんな嘘を言え」

ゲラゲラ笑っているシアを見て、ヒロはなぜかほっと安心した。

自分のせいで、また彼らのなかでいざこざが起こるのはいやだ。


「まあなんだ、ヒロ。お前の顔を含めて今回はすまなかったな。それに、ほんとありがとう」

真剣にヒロの方を見ているシアの目を見て、出会った時とは全く違う感情が汲み取れた気がした。


ガリアの村に着くと、広場で多くの人が待ってくれており、彼らが馬車を囲んだ。


「おい、お前ら馬車から離れろ」

シアが呼びかけ、ガリアの人々が馬車から距離をあけた。

注目されて少し恥ずかしかったが、意を決し馬車から降りると、リカとサリが前に出てきた。


「ヒロさん、お帰りなさい」

微笑みかけてくれるリカの表情に心が落ち着いた。


「はい、遅くなっちゃいました」

そういうと今度はサリがこちらへ駆け寄ってきた。


「やっほヒロ、昨日ぶり」

「おうサリ、調子はどう?」

「屋敷のご飯が恋しいよー」

そんなことを言っているが、帰ってこれて素直に嬉しそうだ。


「ヒロ」

リカが辛そうな顔をしてヒロを見つめた。


「私はあなたにどうお礼をすれば良いか見当もつきません。昨日の出発の時にも言ったように私たちの勘違いであなたに酷い仕打ちをしました。それにも関わらず、私たちの力となってくれた。だからセレシドからあなたの話を聞いた時は心を痛めました。私たちのためにあなたを危険な目に遭わせてしまった」

リカは一息ついて、呼吸を整えた。


「娘は帰ってきたでしょうが、ヒロがいなければエレカの死はきっとずっと私たちの心に残っていたと思います。だから私もエレカが目を覚ましてくれて本当に嬉しいです。ヒロ、私たちの娘を助けてくれて本当にありがとう」

リカはそういうと静かに頭を下げた。

セレシドも彼女の隣に立ち、同じく頭を下げた。


ヒロは二人の誠意ある謝罪に気後れしながらも姿勢を正し、何も言わず同じく頭を下げた。

三人が頭を下げる状況がしばらく続いた。


「よしこれで全部解決だ。おい、お前ら祝いの準備に戻れ!!」

シアの一言でガリアの人々は離れていき私たちも姿勢を戻した。


「ヒロ!」

元気な声が聞こえた。

出会った頃のように女の子がこちらへと駆け寄ってくる。

彼女は涙を溜めながらヒロを見ていた。


「ヨウちゃん!」

目頭が熱くなってくる。

彼女の背に合わせるためにヒロは膝立ちをする。

ヨウちゃんは頑張ってスピードを落として、彼の前で止まった。


「ヒロ、よかった、帰ってきてくれて。あたし心配してたんだずっと」

そう言い終わると悲しそうな顔をしながら、ヒロの顔のあざのところに手を伸ばした。


「これなら大丈夫だよ、すぐに治るよ。それよりヨウちゃんは元気になった?」

声がまた別の方から聞こえてきた。


「ああ、こいつは元気だったよ。元気が有り余りすぎて俺にずっとちょっかいを出してきやがった」

「ガリちゃん!」

ふらふらと歩いてくる彼の様子を見て嬉しさが込み上げてきた。


「ガリちゃんありがとう、薬届けてくれて。エレカよくなったよ」

「おう、そうみたいだな」

ぶっきらぼうに答える様子が彼らしい。


「ヒロ、まだ宴まで時間があるから、この二日間何があったのか教えてよ」

「うん、いいよヨウちゃん。じゃあ何から話そうかな」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


広場の中央に作られたキャンプファイヤーの周りでガリアの人々が楽器の演奏に合わせて踊りながら回っている。

ヒロもそれを見ながら自然と身体がゆれる。

山や海の幸の豪華な食材を食べながら、広場の端の方でゆっくりと座っていた。

時折ヒロのもとへガリアの人々が食べ物を持ってきてくれたり、話しかけてくれたりする。


今は、ガリちゃんと二人で話している。

ヨウちゃんは横でうとうと寝ている。


「そういうわけでよ、俺からも何かお礼をしたいんだが何か欲しいもんあるか?」

「別にいいよ。何もいらないよ」

今回のことはガリちゃんとしても嬉しい結果であったらしい。


「そういうなって、何かあるだろう何か」

「だからないって。あ、じゃあこの服もらおうかな、着やすいし」

「そんなちっちゃなことじゃねえよ」

ガリちゃんは少し考えていると、閃いたような顔をした。


「本当はあんまりやらないんだけどな、ましてやガリア族以外に。まあいいや、ヒロ、お前横になって目を瞑ってろ」

そう言われヒロは怪訝に思いながらも、横になり目を閉じた。


しばらくすると、ほんのり顔が温かくなってきた。

その感覚はどんどんと強くなっていく。

そしてうっすら目を開けると、そこには信じられない光景が浮かんでいた。


ガリちゃんが片足を上げながらヒロの顔におしっこをかけていたのだ!


「うわあああっ?!」

ヒロはすぐに飛び起きその場から逃げた。


「あ、お前目開けんなって言っただろ!」

ガリちゃんは怒った口調で言ってるが明らかに楽しんでいる。


「まあ、終わったからいいや。ヒロ、自分の身体見てみろ」

言われた通り身体を見ると、ガリちゃんへの怒りはどこかへ飛んで行った。


身体から、黄色の”煙”が出ていた。


「ガリちゃん、これって」

「おうよ、俺の力だ。お前に”恩恵”を与えてやった」

いつの間にか顔の温かみが全身に広がっている。


「”恩恵”の与え方は自由なんだ。ただ体液をかけるだけでいい」

なるほど。ん?


「だからっておしっこかけることはないだろぉ!」

そういうと思わずガリちゃんに飛びかかった。


「ワハハ、触れるもんなら触ってみろ」

そう言いながら尻尾を向けて揺らし、ヒロを挑発している。

くそお

空を切ってでもいい、その尻尾に向かって手を伸ばし、尻尾を掴むように手を閉じた。


「キャンッッ!」

可愛い声が聞こえたと思ったら、ヒロは自身の手に違和感を覚えた。

何かを掴んでいる。

それが何かを知るため、恐る恐る手を離した。


それはガリちゃんの尻尾だった。


あまりの驚きに呆然としていると、同じく呆然としているガリちゃんと目があった。

ヒロは本来起こるはずのないこの現象へ疑問を持つよりも先に思った。


あ、これでガリちゃんにやり返せる。

彼も身の危険を感じ逃げようとしたが遅かった。

ヒロはガリちゃんに飛びかかり、おしっこをかけられた復讐をするため彼の全身をくすぐった。


「ひひ、やめてくれヒロ、おれが、俺が悪かったからああ」

ガリちゃんの毛ざわりは正直よかった。


「何してるの?」

二人の喧騒に寝ていたヨウちゃんが起きた。

寝ぼけた様子だったが、ヒロがガリちゃんに触っているのに気づき、彼女の眠たい目が一気に開いた。


「ヒロ、なんでガリちゃんに触れるの?!」

そこでヒロはようやく、ガリちゃんへの復讐をやめ、この不思議な現象について考えた。

ガリちゃんは腹を見せながら、はあはあ、と息をしながら倒れている。


ヒロはヨウちゃんに寝ている間のことを説明して、自分なりの答えを出した。

「多分だけど、ガリちゃんが”恩恵”を僕に上げたからだと思う」

そう言うとヨウちゃんはキラキラと笑顔を輝かせた。


「そしたら、あたしも、ヒロに”恩恵”をあげるっ!!」

ヨウちゃんはヒロに近づき、そしてほっぺにキスをした。

キスした部分がほんのり温かくなりはじめ、顔全体にその温かみが広がっていく。


「ヨウちゃん」

ヒロは恐る恐る右手を彼女の方へと向けた。

ヨウちゃんはゆっくりと左手を近づけた。


二人の手は空を切ることなく重なった。


「ヨウちゃん」

ヨウちゃんは今にも泣き出しそうだった。

それはヒロも同じだった。

これまでどれだけ彼女に触れたいと思ったか。

どんなに彼女を支えたいと思ったか。

彼女の手はやはり小さかった。


「ヒロ!」

ヨウちゃんはヒロの身体に強く抱きつき、顔をうずめた。

彼もそんな彼女の身体を強く抱きしめた。

そこに彼女が存在することを確かめるために。

ガリアの村への帰り道は、セレシドの馬車に乗せてもらった。

一人で歩くことはできたが、身体のだるさは残っていたのでありがたい。

ただ、その馬車にセレシドも乗っていた。

領主が街を空けといても大丈夫かと尋ねたところ、自分がいなくて困ったことは一度もない、と返された。


馬車が森の入り口へ近づくと、ガリアの義勇兵が数人いるのが見えた。

「おーい、ヒロ!」

聞き慣れた声が聞こえる。


「シア!」

窓から身を乗り出して彼に手を振った。

シアもヒロの元気な姿を見て安心したらしく笑顔になった。


「ヒロ、聞いたぞ。お前大変だったみたいだな」

セレシドは昨日村へ謝罪しに訪ねた際にヒロのことも話していた。


「まあね、大したことはないよ」

「わっはっはっ、顔が元に戻ってからそんな嘘を言え」

ゲラゲラ笑っているシアを見て、ヒロはなぜかほっと安心した。

自分のせいで、また彼らのなかでいざこざが起こるのはいやだ。


「まあなんだ、ヒロ。お前の顔を含めて今回はすまなかったな。それに、ほんとありがとう」

真剣にヒロの方を見ているシアの目を見て、出会った時とは全く違う感情が汲み取れた気がした。


ガリアの村に着くと、広場で多くの人が待ってくれており、彼らが馬車を囲んだ。


「おい、お前ら馬車から離れろ」

シアが呼びかけ、ガリアの人々が馬車から距離をあけた。

注目されて少し恥ずかしかったが、意を決し馬車から降りると、リカとサリが前に出てきた。


「ヒロさん、お帰りなさい」

微笑みかけてくれるリカの表情に心が落ち着いた。


「はい、遅くなっちゃいました」

そういうと今度はサリがこちらへ駆け寄ってきた。


「やっほヒロ、昨日ぶり」

「おうサリ、調子はどう?」

「屋敷のご飯が恋しいよー」

そんなことを言っているが、帰ってこれて素直に嬉しそうだ。


「ヒロ」

リカが辛そうな顔をしてヒロを見つめた。


「私はあなたにどうお礼をすれば良いか見当もつきません。昨日の出発の時にも言ったように私たちの勘違いであなたに酷い仕打ちをしました。それにも関わらず、私たちの力となってくれた。だからセレシドからあなたの話を聞いた時は心を痛めました。私たちのためにあなたを危険な目に遭わせてしまった」

リカは一息ついて、呼吸を整えた。


「娘は帰ってきたでしょうが、ヒロがいなければエレカの死はきっとずっと私たちの心に残っていたと思います。だから私もエレカが目を覚ましてくれて本当に嬉しいです。ヒロ、私たちの娘を助けてくれて本当にありがとう」

リカはそういうと静かに頭を下げた。

セレシドも彼女の隣に立ち、同じく頭を下げた。


ヒロは二人の誠意ある謝罪に気後れしながらも姿勢を正し、何も言わず同じく頭を下げた。

三人が頭を下げる状況がしばらく続いた。


「よしこれで全部解決だ。おい、お前ら祝いの準備に戻れ!!」

シアの一言でガリアの人々は離れていき私たちも姿勢を戻した。


「ヒロ!」

元気な声が聞こえた。

出会った頃のように女の子がこちらへと駆け寄ってくる。

彼女は涙を溜めながらヒロを見ていた。


「ヨウちゃん!」

目頭が熱くなってくる。

彼女の背に合わせるためにヒロは膝立ちをする。

ヨウちゃんは頑張ってスピードを落として、彼の前で止まった。


「ヒロ、よかった、帰ってきてくれて。あたし心配してたんだずっと」

そう言い終わると悲しそうな顔をしながら、ヒロの顔のあざのところに手を伸ばした。


「これなら大丈夫だよ、すぐに治るよ。それよりヨウちゃんは元気になった?」

声がまた別の方から聞こえてきた。


「ああ、こいつは元気だったよ。元気が有り余りすぎて俺にずっとちょっかいを出してきやがった」

「ガリちゃん!」

ふらふらと歩いてくる彼の様子を見て嬉しさが込み上げてきた。


「ガリちゃんありがとう、薬届けてくれて。エレカよくなったよ」

「おう、そうみたいだな」

ぶっきらぼうに答える様子が彼らしい。


「ヒロ、まだ宴まで時間があるから、この二日間何があったのか教えてよ」

「うん、いいよヨウちゃん。じゃあ何から話そうかな」


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広場の中央に作られたキャンプファイヤーの周りでガリアの人々が楽器の演奏に合わせて踊りながら回っている。

ヒロもそれを見ながら自然と身体がゆれる。

山や海の幸の豪華な食材を食べながら、広場の端の方でゆっくりと座っていた。

時折ヒロのもとへガリアの人々が食べ物を持ってきてくれたり、話しかけてくれたりする。


今は、ガリちゃんと二人で話している。

ヨウちゃんは横でうとうと寝ている。


「そういうわけでよ、俺からも何かお礼をしたいんだが何か欲しいもんあるか?」

「別にいいよ。何もいらないよ」

今回のことはガリちゃんとしても嬉しい結果であったらしい。


「そういうなって、何かあるだろう何か」

「だからないって。あ、じゃあこの服もらおうかな、着やすいし」

「そんなちっちゃなことじゃねえよ」

ガリちゃんは少し考えていると、閃いたような顔をした。


「本当はあんまりやらないんだけどな、ましてやガリア族以外に。まあいいや、ヒロ、お前横になって目を瞑ってろ」

そう言われヒロは怪訝に思いながらも、横になり目を閉じた。


しばらくすると、ほんのり顔が温かくなってきた。

その感覚はどんどんと強くなっていく。

そしてうっすら目を開けると、そこには信じられない光景が浮かんでいた。


ガリちゃんが片足を上げながらヒロの顔におしっこをかけていたのだ!


「うわあああっ?!」

ヒロはすぐに飛び起きその場から逃げた。


「あ、お前目開けんなって言っただろ!」

ガリちゃんは怒った口調で言ってるが明らかに楽しんでいる。


「まあ、終わったからいいや。ヒロ、自分の身体見てみろ」

言われた通り身体を見ると、ガリちゃんへの怒りはどこかへ飛んで行った。


身体から、黄色の”煙”が出ていた。


「ガリちゃん、これって」

「おうよ、俺の力だ。お前に”恩恵”を与えてやった」

いつの間にか顔の温かみが全身に広がっている。


「”恩恵”の与え方は自由なんだ。ただ体液をかけるだけでいい」

なるほど。ん?


「だからっておしっこかけることはないだろぉ!」

そういうと思わずガリちゃんに飛びかかった。


「ワハハ、触れるもんなら触ってみろ」

そう言いながら尻尾を向けて揺らし、ヒロを挑発している。

くそお

空を切ってでもいい、その尻尾に向かって手を伸ばし、尻尾を掴むように手を閉じた。


「キャンッッ!」

可愛い声が聞こえたと思ったら、ヒロは自身の手に違和感を覚えた。

何かを掴んでいる。

それが何かを知るため、恐る恐る手を離した。


それはガリちゃんの尻尾だった。


あまりの驚きに呆然としていると、同じく呆然としているガリちゃんと目があった。

ヒロは本来起こるはずのないこの現象へ疑問を持つよりも先に思った。


あ、これでガリちゃんにやり返せる。

彼も身の危険を感じ逃げようとしたが遅かった。

ヒロはガリちゃんに飛びかかり、おしっこをかけられた復讐をするため彼の全身をくすぐった。


「ひひ、やめてくれヒロ、おれが、俺が悪かったからああ」

ガリちゃんの毛ざわりは正直よかった。


「何してるの?」

二人の喧騒に寝ていたヨウちゃんが起きた。

寝ぼけた様子だったが、ヒロがガリちゃんに触っているのに気づき、彼女の眠たい目が一気に開いた。


「ヒロ、なんでガリちゃんに触れるの?!」

そこでヒロはようやく、ガリちゃんへの復讐をやめ、この不思議な現象について考えた。

ガリちゃんは腹を見せながら、はあはあ、と息をしながら倒れている。


ヒロはヨウちゃんに寝ている間のことを説明して、自分なりの答えを出した。

「多分だけど、ガリちゃんが”恩恵”を僕に上げたからだと思う」

そう言うとヨウちゃんはキラキラと笑顔を輝かせた。


「そしたら、あたしも、ヒロに”恩恵”をあげるっ!!」

ヨウちゃんはヒロに近づき、そしてほっぺにキスをした。

キスした部分がほんのり温かくなりはじめ、顔全体にその温かみが広がっていく。


「ヨウちゃん」

ヒロは恐る恐る右手を彼女の方へと向けた。

ヨウちゃんはゆっくりと左手を近づけた。


二人の手は空を切ることなく重なった。


「ヨウちゃん」

ヨウちゃんは今にも泣き出しそうだった。

それはヒロも同じだった。

これまでどれだけ彼女に触れたいと思ったか。

どんなに彼女を支えたいと思ったか。

彼女の手はやはり小さかった。


「ヒロ!」

ヨウちゃんはヒロの身体に強く抱きつき、顔をうずめた。

彼もそんな彼女の身体を強く抱きしめた。

そこに彼女が存在することを確かめるために。

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