第17話 「仕事をさがそう!」
拡張終始「このままではジパングに帰れなくなるぞ、、、!」
拡声終始の最もおそろしいところが、その音量の大きさも加えて、なにより心理的に追い込んでくるところだ。人は生命がとにかく大事だ。誰も死にたくないし、痛い思いもしたくない。その一番弱いところをうまくついてくるのが、このコールドウィンターズ(ミーナの敵たち)だ。
なんどもなんども声が響くなかで、ミーナもつらくなったのもあったのか、嘘のようなことをつぶやく、、。
「仕事ができたら帰るよ、、、、」ミーナ
すると、日ましに声は少しおさまっていった。だが、豪友愛国の人々がミーナをのけ者扱いしているかのように感じない日はなかった、、、。
ただ、魔さしさんに家に泊めてもらう前でも、豪友愛国の人が一緒にテーブルサッカーゲームをしてくれたり、けっしてみんながみんなミーナをけぎらいするわけではなかった。
「よし、仕事をさがそう、、、、!」
ミーナは、まずUSBを買い、近くの職業紹介書でパソコンを借り、履歴書を作る。
「こんなんでいいのかな、、、、?」
そして、それを印刷してもらい、とにかく歩き回った、、、、!
「君を雇ったら、お客さんに君がなぐられるよ?」とか脅されもした、、、。
何度も何度も断れた。
しかしミーナはあきらめなかつた。お金がなければ何もできないことを知っていたからだ、、、。
しかし、ミーナを雇おうとする人は現れなかった、、、、。
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