わたしがアマチュア作家になるまで
アマチュア作家ってなんだ
作家って名乗るのが
私はインターネッツ字書き妖怪。気がむくままに一次も二次も書きこなすイかれた文章書き。
そんな自認であったから、あのアマチュア作家ども、と名指しされるようなことがあった時に、まさか自分のことだと思わないし、(アマチュア)作家さんと呼ばれたところで「えっ誰のことですか?」となりかねない。
だって私は作家以下なので……。インターネッツ字書き妖怪。だってそうじゃないですか?
と思っていた矢先の、朗報。まぁそれなりで楽しく頑張って書いた小説が優秀賞を取りました。とのご連絡が入る。ホワッツハプン。
その時私は、ようやく思い出した。(『進撃の巨人』風に)
「自分がプロではない字書き」つまり「アマチュア」であって、実際のところは「アマチュア作家」と呼ばれる人間に相当することに。
ヤダヤダ!作家じゃないやい!作家先生はもっとすごい!
と、「受賞作商業化かもしれない」という「かもしれない運動」をしながら駄々を
今になってもアマチュアであろうがなんだろうが、作家という肩書きを背負うのは嫌だ。私はインターネッツ字書き妖怪。だって私の作品読んだ人に「なーんだ作家ってこんなもんか」「俺でも書けるじゃん」って思われたくないです。要するに、作家という職業を私の作品でもって、土足で踏むのは嫌です。
作家先生たちと同じ土俵に立つにはまだまだまだまだ
とりあえず賢いヒロインコンテストは書きますが。書きますが……。先生とだけは呼ばないでください。頭が吹っ飛ぶので。私は生涯インターネッツ字書き妖怪です。せめて呼び捨てでアマチュアと呼んで。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます