第15話若葉と学校の七不思議5

「あれ!」


私達は、3階に上がると、走り逃げる木村君を見つけた


「どうしたの!?」

「追いかけて来るんだ」


確かに、何かがいる


そこには人の形をしているが顔がない妖怪が3体こちらに向かって来る、その中の2人はオカ研究のメンバーだ、まるで生気が抜けたような顔をしている



「あいつら二人あの変なのに捕まってあんなになったんだ」

「早く助けないと」

「若葉ちゃん!待って!」

「人は斬ったらダメだからね」

「うん」


私はメンバー2人を斬らないように人形(ひとがた)を斬りかかる

だけど、一人が人形の前に出て来た


「あぶない」


私はギリギリで刀を止める

この妖怪はどうやら人を操る事が出来るようだ


「これじゃあやりずらい」


私か愛梨ちゃんが2人を止めてどっちかが人形を斬る?

それだと負担が大きい

忍術を使うか


「愛梨ちゃん私忍術使うね」

「うん」


私は、構えを取りそして唱える


「忍法影分身」


私は影分身を使い3人になった

分身が2人を止めてる間に人形を斬りにかかる


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