第9話若葉と巫女

「所であの娘は、愛梨の親戚の娘か?」

「違うけど」

「だってあの娘月草流に、似てる剣術使ってたけど」

「それはね、私が教えたから」

「ちなみに、名前は?」

「名前はね、井ノ上若葉ちゃん」

「井ノ上!?他の家のやつに、教えても、いいのか?」

「一応、お父さんには、伝えてるから」

「そうか」


「あのー井ノ上家の娘さんなんですか?」


愛梨と涼が話をしていると、優香さんが若葉に話しかけて来た


「はい!」

「私、井ノ上家の方とお会いするの始めてなんです」

「そうなんですか」

「そうなんですよ」

「あの!優香さんも妖怪退治してるんですか?」

「私は封印がお仕事」

「封印?」

「あれ?愛ちゃんから聞いてないの?」

「はい」

「封印は、妖怪退治の一つで、妖怪を封印するための道具を使い妖怪を封印するの」

「へぇーそうなんですね」


「そう言えば、愛梨ちゃんが、お二人と同級生って言ってたんですけど、お二人はどこの高校なんですか?」

「私も涼君も森沢」

「本当に!?ちなみに何組ですか?」

「えーっとD組」

「そうなんですね!」


(この人とは、仲良くなれそう)


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