第4話若葉と愛梨の家と刀
愛梨ちゃんの家か、そういえば行ったこと無いな
「若葉ちゃんそう言えば、妖怪退治の事お父さんに話した?」
「それが、まだなんだよね、なんて話せばいいか分からなくて」
「そうだよね、私から話そうか?」
「大丈夫!自分で話すから」
「そっかぁ若葉ちゃん偉いな」
「そんなこと無いですよ」
「着いたよ若葉ちゃん」
そう言われ、見上げるとそこには大きな門とその後ろに立派なお屋敷が有った門で二階部分しか分からないけど、それでも分かる立派なお屋敷
「えーーー大きいね愛梨ちゃんのお家」
「確かに大きいけど、古いからあんまりね、ちょっと待ってね門の扉開けるから、、、開けたよ入って」
「お、お邪魔します」
門をくぐると、玄関の扉まで石畳が敷かれていて、庭はキレイに整えられていた
「すごいキレイ」
「庭師さんがキレイにしてくれてるからね」
ガラガラガラ
「ただいま」
「お邪魔します」
「お帰りなさい愛梨」
綺麗な女性が出迎えてくれた
「そちらは井ノ上さんの娘さんかしら?」
「うんそう若葉ちゃん」
「初めまして、井ノ上若葉です、愛梨さんにはお世話になってます」
「こちらこそ娘がお世話になってます。母の月草結菜ともうしますどうぞ上がって下さい。」
「若葉ちゃん私の部屋こっちだから、着いて来て」
「うん、お邪魔します」
「お家のやっぱり広いね」
「うん、ありがとう、ここが私の部屋入って」
「おー可愛い部屋」
「それでね、若葉ちゃんの刀はこれね重いから気をつけて」
愛梨は刀を渡してくれた
「おも」
「その刀は蔵に置いてあった刀で少し前に私が使ってたやつなんだけど、使わないから使って」
「え?良いの?」
「うん!」
「ありがとう!大切に使うね」
ピピピピ
「もしもし井ノ上です。どうしたんですか?月草さん」
「もしもし、井ノ上さんあなたの娘さんがさっき私の家に来たけど、あなた、娘には継がせないって言ってなかったかしら?」
「え?娘には、なにも話して無いはずですけど」
「もしかしたら、私の娘が話をしたのかも知れないわ、後で聞いてみたら?」
「分かりました、情報ありがとうございます。」
ツーツーツー
「面白くなりそうね」
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