第2話若葉と家系のひみつ

「大丈夫?」


助けてくれた美少女が若葉にそう声を掛ける


「はい、ありがとうございます」

「良かった、私、森沢高等学校1-Aの月草愛梨、貴女は1-Bの井ノ上若葉さんだよねね?」

「はいそうですけど」


同じ制服を着ているので同じ学校の生徒なのはわかってたけど、まさか同級生だったとは、それに刀?何者なんだろう?


「あの?何で刀を持ってるんですか?それにあのさっきの獸ってなんですか?」

「あー若葉ちゃんは、知らないんだった、教えて上げる!

先ず、こんな話知ってる?

「昔とある山が有ったのその山には持ち主の男が、住んでいたその山はその男の何代も前から所有していた、ある日その男が山仕事をしている時に一つの洞窟が目に付いた、その洞窟は入ってはならないと言われていた。だけどその男は不思議と魅力感じ中に入ってしまった、中には箱が1つと御札が箱に張って有った、その男はその御札を剥がしてしまった、だがその箱には先祖が悪さをする妖怪を封印していた。妖怪達は封印が解かれたことによって、また悪さをするようになってしまった。」って言う話」

「何か聞いたことあるような」


昔の事を思い出してみる

確か7才のころよく叔父から話してもらってた


「でね、その妖怪を退治する為に幾つかの忍者の家が立ち上がったの、一つ目が篠村家、二つ目が私の月草家、三つ目が、若葉ちゃんの井ノ上家」

「え?えーーー」

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