ロボの体

 ある日を境に街に怪獣が出現するようになり、防衛軍は技術の粋を集めたロボを開発した。


 私はそのパイロットとなり、日夜訓練に励んだ。常にロボに乗り、自分の手足のように操れるようになり、ロボのまま食事をし、風呂に入り、眠った。


 この体は実に快適だ。もう自分が人間だったことも忘れてしまった。

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