第6話  イライラする。


それにしても、イライラする…。


腹が減っているせいかな?


シッコ、我慢しているせいかな?


下校する女子高生のキャピキャピする話し声にも、なんだか、イラっとするね。


イライラを抑えるために、胸ポケットから、タバコを吸うために、タバコを取り出そうとする。


俺の指先が、俺の胸に触れる…。


ん?


触れる?


胸に触れるって、なんか柔らかな表現だな。


ぢゃぁ…胸にさわる。


触れるより、ちょびっと力強いね。


「胸にさわっていい?」よか、


「胸に触れていい?」って訊いたら、


女子は、「うん…」って頷きそうだもんな。


調子がでてきた。


( ̄m ̄*)プッ


妄想しちゃうぜ…。

次は、いじる…。


胸をいじる。


こうなると、ちょびっと下品な感じがするけど、なんかエロチックで良いなぁ…。



「胸…いぢらせて…」


( ̄m ̄*)プッ


良い!


欲情をそそるね。


うーん( ̄ー ̄)b


したら、まさぐる…。


こうなったら、完全にいやらしく聞こえる。



「胸をまさぐる俺の指先は、どこまでも執拗に昂りを追いかける…」


なんて表現されたら、目の前がピンクに染まりそうだもん。

(ー。ー)う~ん…。


じゃ、揉む。


ここまできたら、もう、一心不乱に集中して、更には、揉み倒すまできたら、フィニッシュは近いね。



そして、これらの最大級は、なんだろう?



しごく…かな?


しぼる…かな?



“胸のポケットへ指先を入れると、乳首に触れた。乳首はまだ柔らかかった。そっとさわってみる。擦れた乳首は、しだいに固くなり、更にいじると、完全に隆起する。そして、胸をまさぐる俺の指先は、どこまでも執拗に昂りを追いかける…。漏れてくる吐息をよそに、胸を強めに揉む。揉んで揉んで、一心不乱に揉み倒す。そして、何かを絞り出すように、俺は胸をしごいたのだった…。”



妄想した…。



胸ポケットから取り出したタバコに火を着けた。


妄想して、タバコを吸ってもおさまらない。



あ~…イライラする。


それにしても、イライラする…。





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