第2話 エリートスパイオカン 拘束される 中編
男は指で摘んで、そっとバニーの上を下ろす。
可奈子が恥ずかしがるように、ゆっくりと。
「子どもを産んでいるな。生娘ではない乳首だ」
「ほっといてんか? もうミルクは出えへんで」
「いいさ。俺の子を孕ませて、もう一度出せるようにしてやる」
ソフトタッチで、筆を乳首周りに走らせる。
「あっ、はあっ。んっ」
下乳、乳輪と、、気持ちい部分を避けて筆を当ててきた。
それが余計に、可奈子の精神を崩壊させていく。
胸と足の両方を薬品で攻められて、可奈子の思考は限界を迎えていた。
イキたいという気持ちが、充満していく。
特に、足のほうがヤバイ。
タイツをしていたから、油断していた。
網タイツ越しに、液体が染み込んでくる……。
頭がフワフワして、股間に意識が向いてしまう。
「ヘソの下が、ジンジンするだろ? これで墜ちなかった女はいなかったんだぜ?」
「ウチも堕ちる言うんか? 道具に頼らんとあかんとか、まるでイスに頼ってるプロレスラーやな」
「口だけは達者だな。しかし」
バニースーツ越しに、男が筆の尻を可奈子の股間に当ててきた。
「ここが、すごく教えてくれるんだぜ?」
手足の自由がきけば、こんな男など。
だが今の可奈子は、大事なところを攻められて、身体をよじらせるしかない。
プロとしての誇りも、使命感も、快感によって飛びそうになる。
「俺は痛みを伴う拷問はしない。痛みは耐えられてしまうからな。だが、人間の脳は快楽には抗えない。一度味わってしまったら、脳はさらに刺激を求めてしまうのだ。俺は、そこを突く」
「――!」
唐突に、限界が訪れた。
「はああああ。はあ、はあ。あ、んっ」
ビクビクと腰を震わせて、みっともなく可奈子は果ててしまう。
「男は一度達したら、頭はクリアになる。だが女は、イッてからが本番だからな」
「くうう、あっあっ」
「なんだ? 方言バリバリのおばちゃん口調が、急に乙女になってきたな」
情けない姿を見られて、可奈子は顔を赤らめる。
「まるで、メスの反応だな」
「ほ、ほっといてん、かぁあ!」
(また……イクッ!)
しかし、いつまでも快感の波が来ない。
(え、寸止め!? ウチをイカセへん気?)
「ガマンすることはない。好きなだけイクんだ。その方が、地獄へ行ける」
男が、自分の張り詰めた股間を見せつける。
筆の進みが、鈍くなってきた。
絶頂ギリギリのところで寸止めされて、可奈子は切なさに身をよじる。
「腰を動かして、イイところに当てようとしてもムダだ。『オチ●ポ』くださいと懇願するんだ。そうすれば、イカせてやろう」
これに犯されろというのか。自分から求めて。
時計を見ると、まだ数分しか経っていない。
可奈子は短時間の間にヨダレを垂らしながら、意識を何度も飛ばしていたことになる。
この媚薬は、相当効き目が高い。
身体を捧げるくらいは、と、何度も脳が思考を停止させた。
「ゴムは……キスでつけてもらうのもいいか。その方が、屈服させた感覚が強まるな。下手に中出しして、体液から身元が割れるのもマズイ」
「あんたは三下やないの?」
「いや。俺こそがここのボスだ。すべてを取り仕切っている」
筆を捨て、男は直接可奈子を触れてくる。足を拡げさせて、さらに自分のを主張してきた。
ズボンから、イチモツがグングンとせり上がっている。
「切羽詰まってるんは、あんたの方やんか」
「実はな。お前さんを早く犯したくてたまらないんだ。だから、早く降参してもらいたい。さあ、身元を証明するんだ。そして、俺のを受け入れろ」
男の股間が、にじり寄ってきた。
また、ピクピクと動く。
ああ。こんなのに奥をいたぶられたら……。
「わかったわ。まいった」
とうとう可奈子は、屈服した。
「どうしてほしいか、言ってみろ」
男が、足の縄を解く。
「ウ、ウチのアソコを、めちゃめちゃにして」
自由になった足を、可奈子は広げる。
「どこをだ? 具体的に言え」
「ウチのオマン……」
「お前たちの地元の言葉で言え」
男が凄む。
可奈子は一気に、耳まで赤くなった。
「……オ、オ●コしてぇ!」
「よく言えたな。よし、●メコしてやる」
男のファスナーを咥えて、ジジジ、と下ろす。
バチン、と、男のが下着を突き抜けて可奈子の顔に当たる。
(本番は、Fantia、ファン限定版にて)
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