弱さと誰かのせいにすること

堕落してゆく人々の影に

足掻く君の姿を見た


僕は手を取ろうとして

心が通わないことを知る


思いだけで助けられたなら

笑って話せる日が来るといいねって

いつか現実になったなら

きっと皆幸せで

死ぬのは間違っているよって

本音で話せて迷うことはないね


外見えが全てだから

本当は分かっているくせにって

それでも強がりな人を僕らは待ってる

ありもしない嘘を信じるのは

一人で生きていくには酷すぎて


ねえ、僕らの宗教論は

全員で全員を騙くらかしちゃおうぜ、

ってことに多分起因している

それを空気の読めないやつがめちゃめちゃにして

地獄の淵に叩き落としやがったんだ


言葉の意味じゃなくて、音の響きで涙するほど

人は弱い


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2014年7月作

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