終わりの後
偶然生きている
神を信じないなら正にそれで
神経ネットを魔法が未だ巡り
終わりの後を過ごしている
仰いだ先に不思議を見つけても
何も変わらない
白い壁に弾丸を撃ち続けて
足掻く無意味さを知る定め
星の回転が数多の命を引き込み
太陽が赤く燃える
また日が沈めば、新たな命が
新たな命が引き込まれて――
目の前の世界が嘘みたい
消えゆくまで貴方を愛してる
僕の弱さも可能性も
見返りをきっと求めないと
頬を伝う涙が教えるのは
閉じられない距離
原理が異なる指先は
明後日を撫でている
明後日を撫でている
見当違いの偶然が貴方を救い出し
いつか離れるときを
真に救われることを
僕は恐れている
理解できない夢も思考も
輝く日がくると信じてる
宿る強さと可能性を
見守るため僕はここにいると
例えこの世界が嘘でも
目覚めるまで貴方を愛してる
僕の弱さも可能性も
見返りをきっと求めないと
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2013年10月作
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