第206話 異能空間
俺はコンジキに言うとコンジキは
「俺の世界?」
「そうだ。俺の世界だ。なぁ?何で学園には戦闘空間があるか知っているか?」
「戦闘空間?犯罪者をとりしまる拘束空間のことか?」
コンジキさん俺に聞くと俺は「空間という点はいいな」と答える。
「説明してやるよ。俺たち、エンドレアス学園には戦闘空間というものがあってそれはなんのためにつくられたのかを」
さっきの雷撃で俺は少し思い出した。俺はどうやらゼムのことは知っているらしい。どういうことで知り合いかもわからんが。アスカルトもそうだ。ぼんやりとだけ覚えている。そして明確に思い出せたのは異能には1つ上の進化がある。俺はそれをつかえること。そしてそのための戦闘空間ということを。
「お前に敬意をひょうしてみせてやる。これが俺の異能の進化、異能は極めれば自分の世界を作れるということを。くらえ。異能解放」
俺はコンジキに対して言うと俺の異能の世界、まぁ端的に言えば異能空間へと変わる。俺の異能空間はたいして変化はしないが強いて言うなら空間に数字が浮いているくらいだ。この数字に特に意味はない。ただこいつのステータスは俺には、まぁいつもだが丸見えになる。いつもより意識を集中せずともな。
コンジキ・モール
体力 120
攻撃力 69
防御力 55
素早さ 68
筋力 55
異能力 75
なかなかバランスのいいステータスじゃないか。
「お、おい。何だここは!何で数字が浮かんで」
「言ったろう。異能の進化を見せてやると。これが俺の異能の進化、進化と言っても異能空間なんだがな。この空間の浮いている数字に関しては気にしなくていい。背景みたいなもんさ。俺の異能空間は1人しか招待できないんでな人によっちゃ複数呼べるやつもあるらしいが」
「と、とりあえずこの不気味な空間からだせ!でないと俺の電撃がひをふくぜ!」
コンジキは強がりを俺に言うが正直コンジキの異能の電撃は
「お前の異能の電撃、人体にはあまり効かないだろ?強くしたら大きく痺れるくらいのもんだろ?」
「さあな。そこまで教えてやる義理はないよ!」
コンジキは俺に電撃をとばそうとするが俺はコンジキが動く前にコンジキに近づく。
「な!」
「この異能空間では俺はお前の行動を予測し攻撃できる。端的に言えば未来視みたいなもんさ。あまりパッとはしないが未来視できれば異能がどれだけ強かろうが意味はない。なんせ俺は肉弾戦なら最強だからな」
俺はコンジキが驚いている間に蹴り、パンチとコンジキの体を攻撃しまくり気絶した後に異能空間を解除した。
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