第205話 VSコンジキ・モール
「お呼びですか。アスカルト様」
「うむ。わしは今から逃げるからわしのかわりにそやつの相手をたのむ。コンジキ・モール」
アスカルトはコンジキと呼ばれていた男に言うとアスカルトはどこかに一瞬で移動する。
「ちっ!あのくそじじい!どこに逃げやがった!」
俺が大広間で叫ぶとコンジキと呼ばれていた男は瞬足で俺に近づき
「リーダーをクソじじい呼ばわりとは許せないな。お前はここでころしてあげるよ。えーと名前は」
「俺の名はショウだ」
「どうもご丁寧に。俺はコンジキ・モール。それじゃ死んでくれ!」
コンジキは俺に向けて雷撃のようなもので攻撃してくる。
こいつ、異能がボルゴレアと同じ系か!?
「俺の異能は雷。ただそこらへんの雷使いとおんなじ扱いにしてくれるなよ!」
コンジキは広間の広範囲に雷撃をばらまく。こいつ。なかなかの使い手だな!確かにボルゴレアよりは強いな。だけどこの程度なら異能は違うがペロちゃんの方が強い!
俺はコンジキの雷撃を避けながら一気に間合いをつめてコンジキの腹部に蹴りを入れる。
「ぐふっ!」
「どうだ?さっさと倒れろ。俺はやつを追わないといけないからな」
俺はコンジキに言うとコンジキは
「リ、リーダーを、追わせるわけにはいかない。人として、こんなことをするのは、恥ずべき行為だが、致し方ある、まい」
コンジキは雷撃をアンさんに向けてとばす。やばい!アンさんは突然の攻撃に驚いて腰を抜かしている!
「くそが!まにあえ!」
俺はアンさんに襲いかかるコンジキの攻撃を庇う。
「ぐおっっあ!」
「シ、ショウ、君!」
コンジキの攻撃をまともにくらった俺のもとにアンさんが近づいてくる。
「だ、大丈夫か。ア、アンさん」
「わ、私は、だ、大丈夫。シ、ショウ君、が、か、庇って、く、くれたから」
「そう、か。なら、少し、離れて、てくれ、ないか」
俺はふらふらと立ち上がってアンさんに言うとアンさんは俺を心配しているが俺は「はやく離れてくれ」とだけ言う。アンさんは大人しく入り口にまで戻る。ふっ。さすが可愛い女の子だぜ。言うことをきいてくれて、うれしいよ。今からつかうのはとっておきだからな
「おい」
「何だ?」
俺はコンジキに話しかけるとコンジキはなにもかまえずに俺に近づいてくる。
「何のつもりだ」
「不本意だがあんなことをしたんだ。だから俺にも1発強いのをくれ」
「ふ。そうか。なら今からお前にはきつめの俺の世界を見せてやるよ」
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