第198話 フクシュウ

 俺たちが5階につくとそこでは3階で会ったゴーグが俺が知らない女と何かを話していた。


「なんやまたお前らか」

「それはこちらのセリフだ。何してるんだよこんなとこで」

「お前目が節穴か?めのまえみてみぃや」


 俺はゴーグに言われて正面を見るとそこにはフクシュウ屋と書かれた目立つ看板が特徴的な店があった。


「うちも今からケジメつけるために行こうおもてたとこや。ちょうどお前達がきたからな」

「そうか。なら先に行くといい。俺らはお前がどうにかしてくれるのをまってやるよ」

「ふん。上から目線で何をいうかと思えばそないなことか。なら今そこから出てきたやつの相手はお前がせいや」


 ゴーグは俺に言うと入り口から女の人が出てくる。


「リーダーの言う通りお客さんがきたようね。それじゃ」


 フクシュウと書かれている店の店内から出てきた女はゴーグに向けて何かを飛ばす。ゴーグはとばしてきたものを手のひらをでかくして防ぐ。


「どうやら敵さんはうちを狙ってるようやし君たちは店内に入ったらどうや」


 ゴーグは俺たちに言うとゴーグのことを攻撃した女は


「そこの男。ショウ・マスラギですね?」

「そうだがなぜ俺の名を?」


 フクシュウと書かれた店から出てきた女は俺の名をなぜか知っていた。


「私の名はアオ・ミギリ。あなたは私たちのリーダーがお呼びですので店内へお入りください。ショウの仲間も入ってもらって構いません。今なら私たちの拠点であるこの店が見えているはずです」


 アオと名乗った女性は俺にいい、俺は一度ゴーグを見ると


「うちのことは気にしんといきいや」

「そうか。じゃ遠慮なく行かせてもらう。モルク!アンさん!キリさん!行こう」


 俺は3人に言うと3人は俺の後に続いてフクシュウと書かれた店の中に入った。




 ショウ達がフクシュウと書かれた店に入った後、ゴーグとアオは


「あなた。なぜ残ったんですか?」

「は?何言ってますの?あんたがショウはんらを行かせたんやろ?」

「そういうのはいいです。あなたは簡単に私くらい殺せるでしょう?暗黒企業3番隊隊長、いやハートクラッシャーと言えばいいですか?」


 アオはゴーグに言うとゴーグは少し驚いた顔で


「なんやあんた知ってはったん。うちの呼び名的な奴」

「私はどこぞな馬鹿と違って情報を仕入れるタイプですから。しかしデパートにくるのはあなたとは思いませんでした」


 アオはゴーグに言った後ゴーグはアオにある話を持ちかけた。

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