第7話 アメリカからの帰還者

ーAndroid軍本部ー


???「HAHA!なんとか間に合ったみたいだな😎」


???「久しぶりだな、Galaxy😎」


Galaxy「お、お前は……」


  『Google Pixel!?』


Pixel「😎」


サングラスをかけていたので一瞬分からなかったが、その姿は確かに、Google Pixelだった。Galaxyが驚くのも無理はない。Pixelは、自分のアップデートを求めて、アメリカに渡っていたのだ。


iphone300「ほお、あなたが新時代のエリートスマホ、Pixelさんですか🥺噂なら、アメリカにいると聞いていたんですが🤔」


Pixel「日本にやばいやつが現れたって噂を聞いてね。面白そうだと思ってアメリカから飛んできたんだYO😎」


Pixel「そのやばいやつってお前のことだろ?iphone300😎」


iphone300「ほお、海外ではそんな噂が🤔」


Pixel「HAHA,次アメリカに帰る時は、俺が噂を流す側になるかもね😎」


iphone300「いえ、残念ながらあなたが再びアメリカに行くことはありません🙃ここで粉々になる運命ですからねぇ🥺」


Pixel「HAHA!随分と舐めた発言だな😎お前のその態度、消しゴムマジックで消してやろうか?😎」


Galaxy「…」


iphone300「😊」

Pixel「😎」


どうやらアメリカで、その陽気な性格に磨きがかかったようだ。


iphone300「ふふ、ではこちらからいかせてもらいますよ😡」


iphone300は高速でPixelに向かってきた。だが、突然Pixelの姿がぼやけ、攻撃が当たらなかった。


Pixel「HAHA、俺の能力は知られてない様子だな😎」


iphone300「 攻撃しようとした瞬間、Pixelさんが陽炎のようにぼやけた?どういう事ですかね?😡」


iphone300はかなり怒っているようだ。


Pixel「HAHA!俺の能力さ。詳しくは言わないけどね😎」



Pixelの特殊能力は [ Pixel Magic ]

自分と、自分のレンズで捉えたものに"イメージ"を加えることで、そのものの性質を変えることができる。しかし、能力を使うには条件があり、自分と同程度、もしくは自分よりも下の戦闘力のもののみ、イメージを加えられる。



Pixelは、iphone300にキックで反撃した。


ドゴッ


Galaxy「!!」


Galaxyは驚いた。iphone300が現れてから、奴に明確な攻撃を当てたものを、初めて見たからだ。


iphone300「ほお…やりますね🥺」


Pixel「😎」




ー電子平野北部ー


そこではiphone軍の幹部であるiphone13,12,11,10と、Android軍の幹部であるZenfone、moto,Arrows、Renoの大規模な戦いが起こっていた。


バキッボコッガシュッ


凄まじい攻防だ。Android陣の先頭に立っているのは、Zenfoneだった。


実力はほぼ互角だった。しかし、そこにiphone14が到着してから状況が一変した。


iphone12「14様!東部のiphone1〜9の連絡が途絶えております!!」


iphone14「それがどうした」


iphone12,13「!?」


iphone14「お前らは与えられた任務をこなすだけだろ、目の前のことに集中しろ」


iphone14は、300から明確な指示が出されていなかった。それ故、気まぐれでここにやってきたのだ。

Zenfoneは、今がチャンスだと思った。

仲間との会話をしている今なら、iphone14に攻撃できると考えたのだ。

Zenfoneは、仲間に目で合図を送った。

仲間は全員うなずき、一斉に襲いかかった。


Zenfone「そこだあーーーー!!」

moto、Arrows、Reno「うおおおおお!!」


その時、iphone14はつぶやいた。


iphone14「話してる最中に襲うなんて、失礼だろうが」


シュンッ


Zenfone「き、消えた!?」


今度はZenfoneの後ろから声が聞こえた。


iphone14「この程度も見切れないのか?」


バキッ


Zenfone「ぐはっ!!!」


iphone14の腕は、Zenfoneの体を貫通していた。


Arrows「Zenfone!今助けるぞ!!」


Arrows「喰らえ!」


だが、Arrowsの攻撃は14の体をすり抜けた


Arrows「何!?」


iphone14「残像と実物の見分けもつかないのか?」


バシュッ


Arrows「ぐっ、」


Arrowsはその場に倒れ込んだ。


Reno「何だこいつ…強すぎる。あのスピードで残像を作って体を入れ替えるなんて…」


moto「俺たちじゃ…勝てない。」


iphone14はそれを聞くと、2人に話しかけた。


iphone14「おい、お前ら、こいつらの治療をしてやれ。完全に命を奪ってはない」


moto「!?、……あぁ、分かった。」


iphone12がすぐに反応した。


iphone12「いいんですか!?14様、今がチャンスですよ!??」


iphone14「俺はそうゆうのに興味はない」


そこにいる全員が騒然としていた。こんな奴がいるなんて。


iphone14は西に静かに歩き始めた。


iphone13「どこに行かれるのですか?」


iphone14「散歩」


iphone13.12 (ヤバいなこいつ…)





14の特殊能力は【ファースト・プロセス】


他とは一線を画す、脅威の6GBを持ち、全電子機器界でも最強クラスの処理速度を持つ。それ故に、4GBである他のスマホでは見切れないほどのハイスピードで動くことができる。











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