第3話 戦争の始まり

戦争前日の夜、Android軍の中枢メンバーは作戦会議を開いていた。

Galaxy「この前も話したとおり、相手の主戦力はiphone10〜14,iphoneX,SE,そして300だ。iphone1〜9もかなりの戦力だが、分散させることで弱体化させる戦法で行こう。」

AQUOS「それはいいんですが、こっちの戦力が少し足りないと思います。どうにかなりませんかね」

Galaxyがすぐに反応した。

Galaxy「それについては既に検討している。我がAndroid軍だけでなく、その他のスマホ、さらに他の電子機器たちにも協力を要請しておいた。いい戦力になるだろう」

Galaxyの特殊能力は[ デバイス連携Ω ]、あらゆるデバイスを超えて、超スピードで情報を発信することができる。それ故に軍の司令塔として、皆をまとめ上げている。

AQUOS「流石です。Galaxyさん。敵に対しての対応はどうしましょう。」

Galaxy「それもすでに考えている」

一同は感心した。流石Galaxyだ。

Galaxy「iphone14には俺がつこう。やつの情報も既に持っている。 iphone1〜9相手には,Xperiaがついてくれ、他の電子機器の援軍も付けていい。」

Xperia「…了解だ」

Galaxy「300については情報が少なすぎる。とにかく下手に攻撃せずに相手の情報を引き出そう。」

一同はうなずいた。

Galaxy「AQUOS、お前はSEだ。SEとiphoneXは一緒に行動すると考えられる、だからAQUOSはOPPOと行動してくれ」

AQUOS「了解です。頑張りましょうOPPOさん」

OPPO「うん、ベストを尽くすよ」

Galaxy「13にはArrowsとRenoにコンビでついてもらう。勿論彼らもそれは承認している。」

ここにはいないだけで、ArrowsとRenoも強力な戦力だ。

Galaxy「残りにはZenfoneとmoto,それに加えて援軍の電子機器たちで迎え撃つ。いいか?」

AQUOS「了解です。では今日は早めに休みましょう。解散」

四人は軽くうなずき、散らばっていった。

だが、その夜は皆、なかなかスリープモードにつけなかった。


ー戦争当日ー


Galaxy「偵察のRedmi,様子はどうだった」

Redmi「それが…むこうに300の姿が見えませんでした…」

Galaxy「なんだと?分かった。AQUOS、念のためにお前の能力で300を探しながら作戦を実行してくれ。見つけたら俺に報告を頼む。」

AQUOS「はい。任せてください」

AQUOSの特殊能力は[  ウルトラカメラ ]優れたカメラ機能により、相手の動きなど、視覚からの情報を極めて正確に捉えることができる。また、自分の視覚情報を録画して、他のデバイスに高速で共有できる。

Galaxy「しかし参ったな…300の位置がわからないのは痛い。しょうがない。Xperiaについている援軍の半分をAQUOSとOPPO

につけよう。守りは固めておくべきだ。」

OPPO「え!?それは流石に危険すぎるよ!

いくらXperiaさんでもiphone1〜9が相手なんだよ!?」

Galaxyが笑みを浮かべ、反応した。

Galaxy「OPPO、お前はXperiaの本気を知らないだろ?びっくりするぜ?」

それだけ言うとXperiaに向かってGalaxyは

「出来るか?」と聞いた。

Xperia「…分かった。」

Xperiaはすぐに言葉を返した。

Galaxy「では皆、作戦開始だ!!」

一同「了解!!」


Galaxyの掛け声で始まった機種戦争、それは進んでいくこととなる。誰も知らない結末に向けて。

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