私は認めない!絶対に認めないぞ!お前らが人間なわけあるか!そして私を崇めるな!
おはよう!あの日から眠って3万年!いやぁ、あっという間だった。寝てたからか。今回ネロは来なかったなぁ。何かあったのかな?まぁ良いか。今私は頭が超スッキリしてる。今ならなんだってできそうな気がする!まぁできたとしてもすること無いけどね。別に暇人じゃないもん!
そういえばあの集落はどうなったんだろう流石に私のこと忘れたよね?3万年も経ったわけだし······忘れてるよね···?············忘れてて欲しいな。じゃないと罪悪感で胃に穴が空きそうだよ
······空いたとしてもすぐに治るけどさ。
はぁ······覚悟を決めよう。あの集落が無くなってたり私のことを忘れてたら万々歳、忘れてなかったら······何とかする方法を考えよう······
私は神狼眼を使い記憶にある集落を探した。
······なんか前も同じことした気がするな······デジャヴかな?
しばらく探していると草原に明らかに自然のものじゃない······人工物が見えてきた。
見えた!なんか前見たときよりも集落が発展してるねぇ。もう集落じゃなくて村って呼んで良い規模だよ。······滅んでなかったかぁ。
いや、でもあの子孫だとはまだ決まったわけではない!たまたま別のところから来た人がたまたま同じところに定住したという可能性がなきにしもあらずんば······
とりあえずあの集落もとい、あの村の様子をあの時の集落の子孫か確認するのも含めて観察するか······ついでに新しく開発した魔法も試そうかな。
村観察1日目
この村の人はなんと野菜?を育てていることがわかった!川の近くに畑のようなもを作りそこで作物を作っていたのだ。
······食べてみたい。村の人はその野菜?を生で食べているようだ。······食べてみたい。見た目は根菜に近かった。······食べたい。
村観察2日目
今日はどうやら新しく家を作るようで家の材料を1ヶ所に集めていた。村の男だけじゃなく女子供も手伝っていた。
でもさ、気になったんだけど人が2~3人集まって運ぶような木を男一人であんな軽々と運べる?いや、もしかしたら現代の人間よりも昔の人の方が力があるのかもしれない。······多分。
村観察3日目
たった1日で家が完成してた。私が寝てる間に立てたんだろうな。早すぎない?
まぁいいや今日は複数人の男女が森に入っていった。そうだ私が創った魔法で何するのか聞いてみよう。ここ数日でこの村の人達が言葉を使っているのがわかったからね。
【
「#♪︎※%@₩☆※#&₩'%@」
······なんて?······しまった、私はひとつの大事なことを忘れていた。
私······言葉わかんないや·····
覚えるか!
村観察4日目
私は村にいる人達の会話を盗み聞k······ゲフンゲフン、参考にして私は聞いた言葉を"森羅万象"で解析して言葉を学習した。
私······天才かも!まぁとりあえず言語を覚えることができたからさっそく聞いてみよう!
私はひとつの家庭に魔法を使った。
するとちょうど女の子が親に話しかけていた。
「お父さん!お母さん!私も2人みたいに狩りに行きたい!」
「ハッハッハ!まだお前には早いさ、それにお父さんにまだ1回も攻撃を当てれてないだろ?お父さんに1回でも攻撃を当てれたら狩りに連れていくって約束だろ?」
「うぅ、確かにそうだけどさぁ。お母さん!お母さんは私が狩りについていって良いと思うよね?」
「そうねぇ、ラナはお父さんに1回も攻撃を当てれてないから、お母さんラナが狩りについてくるのはまだちょっと心配だわ。でも······確かにそろそろラナも狩りに出る年になってきたわねぇ。あなた、そろそろラナも別に見せるだけでも良いから狩りに連れて行って良いんじゃないの?」
「うぅむ······そうだな。確かにラナは狩りに出る年にそろそろなるしな。······ラナ。」
「何?」
「ラナ、お前はお父さんの前に出ず後から着いてきてお父さんが戦うときは遠くから見てると約束できるか?」
「!うん!約束できるよ!絶対にお父さんの後ろにいるし戦ってるときに近くに行かない!!」
「そうか。なら明日着いてきなさい。」
「やったー!お父さんありがとう!」
ごくごく普通?の家庭の微笑ましい?会話だった。この村では一定の年になったら狩りに出るらしい。女の子でも狩りに行くんだね······しかも嬉しそうだったし。
戦うのが好きで、野菜······ハッ!
スーパーサイy······!
村観察5日目
今私は昨日の親子をストーk···追跡している。
この村の人達がどんな風に狩りをするのか気になるからね。しばらく親子が森の中を進んでいると父親が女の子を止めた。どうやら獲物を見つけたらしい。父親だけがそっと進んでいく。
父親の目線の先を見てみると熊がいた。
そういえば今更だけど、武器も何も持ってないのにどうやって熊を狩るの?え?いや本当にどうやって?熊だよ!?死にに行くの!?何か私の知らない方法があるのかな······?
しばらく父親の様子を見ていると熊から20mぐらいの距離で急に立ち止まった。
何してるんだろ?
次の瞬間私の目がおかしくなったのかと思った
その立ち止まった父親が一瞬で熊の後ろに移動し、その手には熊の頭が乗っていた。
じょうじ!じょうじ!テラ◯ォーマーズのゴキブリだ!············いやマジで。
あの父親はたった一瞬で熊を殺したのだ。
正確には言うと別に私はあの父親が何をしたのか見えていた。あの父親は6歩で熊との距離を詰めて熊の頭を捻って殺したのだ。
???
あッれ~?おかしいな~人間ってこんなことできたっけ~?な~んかデジャヴだなぁ。
私は父親の体を神狼眼で見た。
すると体全体にうっすらとオーラのようなものが見えた。そのオーラのような物に私はものすごく見覚えがあった。まるでそれは私の神魔力を薄めて薄めて薄めまくったら同じようになりそうなオーラだった。
ッスー
わ! た! し! の! せ! い! か!
これだけは絶っ対に言える!あの村の人達は私が前に訪れた集落の子孫だ······そうじゃないとあのオーラの説明がつかない。
多分だけど私があの集落に行った時に私から神魔力が漏れだして、その神魔力にあの集落の人達が適応した結果、異常な力を持った子孫達が産まれてきた······んだと思う。
それなら普通だったら守るべき女子供も狩りに参加するのも当然だと言える。
だって死ぬわけ無いじゃん······あんな化け物みたいな力を持った人が。化け物そのものの私が言えたことじゃないけどさ。
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あのテラ◯ォーマー事件からだいたい2週間経過した。あれからさらにわかったことがある。
前私が見たときにあった儀式と私を模したであろう土偶······グレードアップしてた。
そりゃ人が成長すれば儀式も自然と豪華になるよね!ってアホか!忘れてよ!なんで続いてるの!最後の頼み綱の希望が
はぁ······どうやら私は神格化されたらしい。その証拠に称号が増えた。
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名前:ベル Lv.93/100
種族:
ステータス ステータスポイント90
HP 45,000/45,000
MP ∞/∞
SP 46,000/46,000
STR 1800〔880,380,000〕
DEF 156〔6,821,136〕
AGI 1900〔892,440,000〕
DEX 1400〔8,321,400〕
スキル
無限成長 武神 魔神 気神 森羅万象
記憶の図書館 不老不死 魔素源
魔素放出Lv.MAX 神狼眼 超美麗 神狼脚
神狼威圧 干渉無効 暴食 怠惰★ 傲慢
神速再生 ポーカーフェイス 手加減
神魔力体
派生スキル
称号
ネロルディケリスに認められし者
ネロルディケリスの友
世界の空気清浄機 ナルシスト
エレメンタルマスター 賢き者
森林の主 殺戮者 放火魔
古代から生きるもの 成長し続ける者
大虐殺者 心無き者 武神 魔神 気神
七大罪3/7 神狼 ネロルディケリスの眷属
世界を見守る者
NEW!村の守り神
メールボックス
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違う!別に私はあの集落の守り神なんかじゃない!それに結果的に守ったことになるだけであの集落が襲われた原因でもあるから!
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称号
:村の守り神
その村を決して害してはならない。なぜならその村は神によって守られているから······
おめでとう!君もこれで実質神様の仲間入りだ!良かったね!神様になれて!
称号効果:魂の位が少し上昇する
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取得条件は複数の人に神として認識され崇められる······だってさ。はぁ、なってしまったものはしょうがない。
とにかく、あの人達が世界に出たときに明らかに自分達が強いというのがわかってしまう。そこでおとなしくするのなら別に良い。だけどそこで自分達が世界を支配しよう····なんて考えたら絶対に歴史が狂う。この人達がいる時点で少し狂ってそうだけど······まだ修正はできる!
こうなったらあの村に村の守り神として世界の人を支配しないように伝えよう。
私はあの村の守り神だし言うこと聞いてくれるでしょ。でも、私のことを神って信じてくれなかったらどうしよう······神って信じてもらえるように演出しようかな。うん、そうだそうしよう。
ちょっと楽しくなってきた!どんな演出にしようかな!
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