~神side~別に嘘は言ってない、相手が勝手に勘違いしただけ


「あっちゃ言うのが遅かったかな~?まぁいっか! それにしても面白い子だったな~。ボクを目にしてあそこまで平然としてられたヒト族はなかなかいないからなぁ。······精神が図太いのかな?」


ヒト族の大半はボクを目にすると、跪くか祈りだすもんな~。


「そうだ! 彼はボクの友達として認定しよう! そしたら他の神にも狙わないだろうし! 

フフフ! ああ彼、まぁもしかしたら彼女になるかもだけどいったいどこまで成長するのか楽しみだなぁ! 昔の地球に転生させるって言ったけどまさか狼を選ぶなんて······まだ狼は生まれてなかったから1から体を創るはめになっちゃったよ、まぁそれは人間にしても同じか! 

がまだ生きている時に哺乳類は鼠みたいなのしかいなかったからね! それにしても彼、ボクのことを男神だと思ってたみたいだけど············こんな見た目でもなのに······そんなに分かりづらいかな?今度美の神に見てもらおっと!」



少年にも見えるその神······女神は真っ白な空間に黒い穴を開けてどこかへ向かっていった。



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