第二節
【セルビアとモンテネグロ】
ユーゴスラビアだった時の中心だった二国は独立には反対派だったのですが、スロベニアを最初に次々と独立し微妙な気持ちになりました。
【ヘタバニア!】
「はあ〜……、俺のどこが駄目だったのか……。スロベニアやマケドニアが独立するし、皆、皆〜……。はあ〜……」
*皆が独立し非常に憂いな感情に浸るモンテネグロ。
【ヘタバニア!】
「ぼ、僕はママの言葉を喋りたくない!ぼ、僕は……僕の言葉を喋りたい!だって……、だって……!ママの言葉だけだとコミニュケーションが取れずに困るもの!」
*コソボはセルビアの地域のひとつでアルバニア語を喋る人が多くセルビア語を喋る人が少ないのでアルバニア語を喋られる様にセルビアにお願いしたり、独立する為の努力をしますが……。
「コソボ、いいですか?あなたはわたくしの地域ですの。なので、ちゃちな夢を持たずわたくしの地域になるのです」
*コソボのアルバニア語の楽しみである絵本やらを処分するセルビア。
【ヘタバニア!】
「セルビア、てめえ!コソボに何をやってるんだ!コソボが泣いてんじゃねえか!」
「パ……パパあぁあぁあぁ!ママが、ママが僕の楽しみの絵本やらをす、捨てたのおぉおぉお!うわあぁあぁあ!」
「なっ……!モンテネグロ!コソボは地域として大事ですのに!勝手なことをしだすこどもを躾けるのは親としての義務ですのよ!」
「てめえのは躾じゃねえ!虐待だ!俺は怒ったぞ!いまから、てめえとは離婚だ、離婚っ!」
【ヘタバニア!】
*セルビアがコソボにしたこと(アルバニア語の禁止、セルビア語の強制)が許せずにモンテネグロが反発しついにユーゴスラビアは解体となるのです。
【ヘタバニア!】
「大丈夫、大丈夫だぞ!コソボ!パパがついてるから、ここではアルバニア語を喋っても大丈夫だぞ!」
「パパあぁあぁあぁ……っ!」
「ひょっこり参上!俺の名はアルバニア!アルバニア人のヒーローさっ!あはあははっはっは〜!」
「ア……アルバニアお兄ちゃん!?どしたの!?僕、アルバニアお兄ちゃんとは人種や言語以外は特に絡みはないのに……!?」
「ふっ……!同じ人種や言語だから助けるのがアルバニアヒーロー!大丈夫だ〜、コソボ!このアルバニアヒーローがコソボを助けるぞ〜!あはあははっはっは〜!」
*コソボが独立宣言すると同じ人種や言語にミラクルを感じ、アルバニアはコソボを助ける姿勢を見せます。アルバニア人特有のいわゆる同じ人種や言語なので助けるが発動し、やはり、ちょびっと野望があるアルバニアです。
【ヘタバニア!】
「ぐほおっ……!お、おじいちゃんの腰にコソボタックルが……!くっ、くうっ!セルビア、またもや……、おじいちゃんの腰を……っ!」
*コソボの難民(というか解放軍)が何故かマケドニアにやってきてはおじいちゃんにコソボタックルしかけるのでギックリ腰になるマケドニア。
「ええ〜い!おじいちゃんだってこのぐらいならばやればできるんだわ〜!まだまだ若いものに負けるわけにはいかないんだわ〜!」
*マケドニアはコソボを制圧する為に奮闘しコソボを制圧します。これをマケドニア紛争と言い、コソボの話を聞こうとするのです。
【ヘタバニア!】
「ぜえ……ぜえ……、コソボ?おじいちゃんはどうすればコソボを納得させることができるのか教えてもらえると幸いなんだわ〜?」
「あ……、あのあの!ママじゃなくてセルビアが、僕のアルバニア語を禁止しちゃったの!なので、アルバニア語を喋られる様にお願いしたいのだけど……駄目?」
「ぐほおっ……!コソボ、悪いんだけど暫くは待ってて欲しいんだわ〜……っ!」
アルバニア語を喋られる様にする為に「おじいちゃんは孫のために頑張るんだわ〜!」とコソボの難民を受け入れつつどうすればいいのかデータとかも見つつ、「コソボがアルバニア語を喋られる様になり、なおかつ、おじいちゃんも幸せになる案」なるもの(*オフリド条約)を作ります。
【ヘタバニア!】
「お、おじいちゃん屈指のコソボがアルバニア語を喋られる様になり、なおかつ、おじいちゃんが幸せになる案が完成したんだわ〜!これならば大丈夫だと思うんだわ〜!」
【ヘタバニア!】
*そして、おじいちゃんはこうも思ったのです。「セルビアはとりあえず慎まやかに行動を移せないのかなんだわ〜」と。ボスニア・ヘルツェゴビナの時もおじいちゃんが止めたのに静止を振り切り、喧嘩したのでおじいちゃん自らがセルビアへ渡すお金を減らす宣言をしたことがある……。
【ヘタバニア!】
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