「突然だけど、私。小枝モヤシの話をします。

私はこの学校に来てから男の子の格好していました。ですが頼君が私を女の子にしてきたのです。理由はわかりませんが私は言われるがままにやってしまいました。

また、いじめられたらどうしようと思い、頼君に助けを求めました。

そしたら、「俺が一生守ってやるよ」と。

ずるいよ！いきなりカッコイイこと言ってくるんだもん！

あの言葉を思い出すと今でも顔が赤くなってしまいます。

どうすればいいでしょうか。

懐ちゃん！」

「私に言われてもなぁ」

何故か私はモヤシちゃんから恋愛相談を受けていた。

「だって、懐ちゃん達、付き合ってるんでしょ！うぇーん！いいな〜懐ちゃんと変わりたい！」

「別に私達付き合って無いし」

「えっ？そうなの!?本当!?」

「うん。私達は友達みたいなものだし」

「そうなんだ〜。いい事聞いちゃった」

「で、？告るの？」

「告、えっ？なに？」

「告白」

「出来る訳無いじゃん！」

「えっ？何の話ししてるの？」

「あっ。頼君」

「はわわわわわわわ…」

この子の恋はまだ続きそうです。

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