木「親方!空から……が!!」
前書き
忘れてたことがあったので、ここに書いときます。
魔法が炸裂?起動?することを事象って言ったりします。
これは、魔法スキルの説明で入れる予定だったのですが、書き忘れてました。
後々入れときます。
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いつものように魔法の練習をしていた。
といっても、今までのとは毛色の違う練習で、魔法と魔法の合成の練習だった。
魔法で火球を作り出し。その横に同じ魔力量で同じ大きさの風球を作り出し、二つの魔法をゆっくりと近づけていく。
表面と表面が触れ合ったところで停止させ、接点を中心に魔力を集めるように魔力操作で渦を作り出す。
そのまま、二つの魔法を混ぜ合わせていくと赤く表面に風をまとった球が出来た。
魔法の合成。複合魔法では二つの魔法を作りただぶつけるだけでは、複合魔法ではなく二つの魔法をぶつけただけの物が出来上がる。
これは、単純に足しているだけだから威力も二つの魔法を交互に当てたのと威力は変わらない。
しかし、二つの魔法を混ぜ合わせることで、威力は倍以上になったりする。
理由としては、魔法のメイン属性(火球ならば火。風級ならば風)が二つ以上になるのも関係するのだが、1番重要なのは、サブ属性だ。
サブ属性は、魔法をサポートする属性で、例えば、火属性の火力上昇と風属性の速度上昇のサブ属性がついた魔法を合体させたとする。
すると、サブ属性は混ぜ合わさり新しく性質を獲得する。
この場合だと、【貫通】という性質を持つようになる。
普通、魔法は触れた瞬間に形を崩し事象を引き起こすのだが、【貫通】の性質を持たせることで、貫通させたり、相手の体内で事象を引き起こすことができるのだ。
閑話休題
作り出した魔法を前方100mほどのところにある木に向かって放つ。
放たれた魔法は最初の木を易々と貫き、二つ目三つ目と貫いて行く。そして四つ目の木の半ばまで進んだところで、事象を引き起こした。
〝ゴォォォオオオ!!!″
ぶち当たった木を中心に一瞬光った。それと同時に当たった木を中心に熱風が渦巻いた。
魔法が事象を引き起こした場所から半径7mほどが、更地になった
100m以上離れているここでも、かなり暑い風が届いていた。
・・・うん、強すぎ
ソフトボールくらいの大きさの魔法でこれって、もしバスケットボールくらいの大きさならどうなっていたのか。
軽く3倍くらいの範囲が更地になっていそうだなぁ。
軽くやってよかった...。
それに、まおみが森に帰って行った後だからよかったけど、もし来ている途中とかだったら巻き込んでいたかもしれない。
っていうのも、まおみは1日1回お昼ぐらいに30分ほどお花を眺めるからだ。なぜ1日1回なのかとかはわからないけど、隣人としてなんだか愛着が湧いちゃったから攻撃したくないってのもあるんだけど、1回だけ、まおみの戦いを見たことがあるんだけど全長3mくらいある猪の突進を真っ向から殴って倒してたんだ。
もし攻撃して、敵対されたら自分の命がなくなってしまいそうだ。
こうなったらあるのかわからないけど探知魔法的な物の練習もしてみようかな?
そうすればまおみが来る前でも練習できるし、こっから近くの魔物でも狩れるかもしれない。
余談だけど、花しか生えてない場所に急に木が生えていたことに疑問を持ったのかまおみが近づいてきたことがあるんだけど。
生きた心地がしなかった。
探知魔法と言えば、漫画の中では魔力を薄く伸ばして広げていくってのが良くある。
というわけで、さっそく試してみる。
<聖域>内を魔力で満たしていき、満たした魔力を一点に集め、圧縮していく。
魔力の球が大体100分の1くらいになったところで圧縮しようとしても抵抗を感じるようになった。
それでも圧縮していき、ビー玉くらいのサイズになったところで圧縮をやめた。
その瞬間、魔力が全方位に急速に広まって行った。
これは、魔力の圧を与えられると反発するという特性を用いた魔力の拡散だ。
まぁ実のところ興味本位に魔力ってどのくらい圧縮できるのかやってたら見つけただけなんだけど。
広がっていく魔力に意識を向けy......
〝ドガァアアアン!!″
……ようとした瞬間、空から白く大きなものが降ってきた。
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種族:聖樹1/3
Lv:32/50
HP:310×1.2
攻撃:0+(60)
防御:210+(60)
魔力:420+(300)
固有スキル:<ランダム進化(退化)><憧れの勇気><1/3進化>
<スキル統合><必要経験値半減>
魔法スキル:<炎魔法・上><水魔法・上>
<光魔法・極><風魔法•中new>
<身体強化><精密操作(魔)>
パッシブスキル:<強攻不倒><魔力量増大・極>
<魔力視><並列思考>
戦闘スキル:<柔術><気術><鎌術><舞踏>
特殊スキル:<鑑定new>
種族スキル:<アンデッドアイ><光合成><蘇生魔力>
<聖域>
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風魔法を手に入れた、自力で魔法の習得ができるってことの描写入れるの忘れてた
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