世界の果てで君を殺す

◇あとがき

　はじめましての方は初めまして。

　前作『人面犬おじさん、OLを救う』や昨年末のショートストーリー『2022年12月3■日』からの方はお久しぶりです、コール・キャットです。

　なんだかんだと一月ももう終わりかけていることがなんだか感慨深いですけど、寒さはまだまだ続くので体調管理にはかなり慎重になっています。

　特に部屋の暖房を何度にするか悩ましい日々です。

　さてさて。話は変わりまして今作『世界の果てで君を殺す』はいかがでしたでしょうか。

　先代の懐刀、フェルディナントと先代の娘アーデルハイトのような関係性がわりと大好物なので書いてる間はとっても面白かったし書き終わった時の脱力感は忘れがたいものになっています。

　こう、所属する組織の関係から結ばれないだろう男女の組み合わせっていいですよね。

　姫と騎士の組み合わせとか、神父とシスターの組み合わせとかマフィアの令嬢と用心棒とかとか。お嬢様と執事とか。なんかいいですよね、ああいうの。最後に至ってはご主人様とメイドでもいい。これらの組み合わせは本が薄くなくてもいい……

　皆様的に刺さる組み合わせとかもきっとあると思うので、そういうのにダイレクトな話とかも書けたら楽しそうだなぁとかも思ったり。

　そして今回は久々にバトルシーンを書けたのも楽しかった理由かもしれないですね。

　バトルシーン、本当好きなんですけどああいったのを書こうと思うとやはり短編で完結するものより長編物で色んな人物の対戦カードを書きたくなるから中々機会を作れずアイデアがもりもり生まれてきます。

　でも短編内でキッチリ収まるバトルも考え出すといかに描き切るかが楽しそうな気もしていて挑戦の年にしていくのもありかなぁ……

　さて、今夜もそろそろお別れの時間になってきました。

　今作の物語、楽しんでいただけたら嬉しいです。

　また皆様と近いうちにお逢いできますように、寒さに負けず邁進していきますので、どうかどうか、その日までしばしお待ちを。

　それでは、新たな一年に親しみ始めたあなたのポケットに物語を。

　コール・キャットでした。