188話・仕事を!!
眠たいけど執筆がはかどる……なぜだろうか……
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「本日の予定は……」
私の前で、今日の予定を読み上げているのは魔神、改めアリスである、なぜ彼女がこんなことをしているのかというと、それはあの戦いの曲後にまでさかのぼる……。
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「ちょっと、まっ……、我の、我の負けだ!!」
その言葉が耳に入った少女は、その刀を途中で止める、その剣圧と魔力によってその先10キロにわたって放射状に白い空間が広がり、その周囲に細かい純白の罅のようなものが走る、絢は元の姿へと戻り、彼女をゆっくりと地面へと下した。
「はは……、いったい何だったのだ」
「ほんの少しだけ全力を出したんですよ、私の見立てでは、ほとんどの子ができると思うんですが……、あまりうまくいっていないんですよ」
「あんなものがホイホイできていいものか!!」
「まあ、それはともかく、負けを認めましたね」
「あんなものを魅せられて、命の危機を覚えん奴はそれはもう生物ではない……」
「私ずっとあなたにつける名前を考えてたんですよ、今からあなたの名前は『アリス』です」
「なんだ、その夢見がちの少女のような名は」
「不満ですか?」
「いや、何もない」
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そのあと、アリスはバルドルフたちに連れていかれ、一週間なのかを叩き込まれたと思ったら、バルドルフ、ジズ、グリードに次ぐ、4人目の執事へと進化を遂げていた、しかも、先輩であるはずのジズとグリードよりも優秀で、バルドルフと同じほどにまで成長した、ジズはともかく、魂を代償に願いをかなえるというグリードがこのありさまでいいのだろうか……、まあいいのだろう。
アリスの報告を聞きながら、そんなことを考えていると、部屋の扉が勢いよく開く、そこから入ってきたのは、かなり昔に、私が選んだ直属のメイドたち、彼女たちは、何かを怒っている表情で私の前に立つ。
「絢様!!」
「何でしょうか?」
「私たちに仕事を残してください!!」
「仕事……、ですか?」
「そうです、私たちに、役割通りの仕事を!!」
「……あるでしょう?」
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まさか絢ちゃんが仕事をさせていなかったなんて、私は失望したよ……
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