103話・従者15人対主人1人ー2

作者の国語力が低すぎるせいで、誤字・脱字、表現などがおかしなものになっていることが多々あります、その為その報告はとてもうれしいです、ありがとうございます。

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・sideリヴィ


 今私は、無数の光線をかわしながら、白銀の機体と戦っている、しかし、この強さはどういうことだ!!

 最初の爆発……ワザとでは無いのだろうが、私達を大きく離すほどの威力、それに今全員を追尾している、この光線も、普段ならばここまでの出力は出ていないだろう……そうであってくれ、しかし組手の方はどういう理屈だ、人間と同じ形とはいえ、自分の物でもない体を動かすというのは、相当な難易度だ、それが、パーツごとの動きに「ラグ」や「誤差」が一切存在しない。


「おかしいでしょう」


「何がおかしいのですか?」


 私が放った光線も、水の刃も、あの期待にはられた障壁が固すぎて一切通らない、接近もほとんど不可能、逃げ回りながら、少しでもダメージを稼ぐしか……そんなことを考えていると、偶然、接近がかなった、それが偶然か、それとも接近で攻撃するためかはさておき、拳を固め、前へ突き出す、そこで私の視界は白く塗りつぶされ、意識が落ちた。


◇◇◇◇◇◇◇◇


・sideフェニ


 絢の提案で始まった、模擬戦、最初は詰まらなさそうと思ったけど、今はそれなりに楽しい……あっ!!リヴィが落ちた、最後の技眩しそーだなー、色々考えてたら、絢がいつの間にか目の前まで来ていた、私の体は炎に近い、物理はほとんど効果がないし、魔法もほとんど大丈夫、そう思ってた、目の前で、目が痛くなるほどの光線と、頭が揺れるような爆音を受けるまでは。


◇◇◇◇◇◇◇◇


・sideグリード


 海獣と鳳凰がやられた、この攻撃の中を動かずにいられるのは、鳳凰くらいで他はもちろん避けないと当たるし、狙ってくるのは急所ばかりで、これは流石に無理だ、しかし光線を打ち落とすことに夢中になって、お嬢から目を話したのがいけなかったのか、それとも、目を離さなくてもそうなる運命だったのか、背中から衝撃が走り、地面に向かって叩き落される、何とか危なげがありながらも着地する、その直後にはお嬢の乗った機体は俺の後ろの高速で着地、気体の手のひらに光を集中させ掌打をする、当たる寸前でかわし、出来るだけで魔法で加速して空中に逃げる、お嬢は掌打の反動で、一気に追いついてきた、もう最初の威勢なんて残ってない、最後の記憶は背後から感じる圧倒的な脅威だった。

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このゴーレムの名前も、作成に使用した金属の名前もまだ……ない。

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