81話・名前会議再び
今回は今まで喋らなかった人がしゃべるので、「」の後に[]を書きその中に名前が書かれています、誰かはキャラクターメモでの確認をお願いします、この回が読みやすいという声があれば、他の回でもこれを適用させて頂きます。
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絢と二国間の会合前日のある時、唯たち五人と絢の眷属達全員が集められた。
「えっと、バルドルフさん、絢様の話という事ですが、何の話なんですか?」[唯]
「本題の前に、皆様に質問したいことがございます、あの方を絢様と呼ばれている方は挙手をお願いします」[バルドルフ]
その質問で、手を挙げたのはその場の約半数少し半分より少ないくらい。
「ではヤミリシア様と呼ばれている方は?」[バルドルフ]
二つ目で残っている全員が手を挙げた。
「この質問と今回の話合い、何の関係があるのさ」[エスティーム]
エスティームがこの場の全員が疑問に思っていることをバルドルフに質問する。
「この一週間のアンケート調査で、ヤミリシア様の呼び方について、疑問の声が多数寄せられました、その数なんと185通です、流石に問題になりまして、ヤミリシア様から、『どうにかしておいて』と」[バルドルフ]
「名前が二つある人なんて珍しくないし、別にいいんじゃない?」[ホナー]
「同じ場所でいくつも名前が変わることが問題なんでしょ、外と内で名前の呼び方を変えたらいいんじゃない?」[エスティーム]
「ではもともと対外用に作成した作成した『ヤミリシア』を外で、この場所では『絢』と呼ばせていただくことにしましょう」[レイエス]
「そんなのでいいんですか?」[絵里]
「問題は今まで読んでいたのを癖でごちゃ混ぜにならないかだね」[ドミナンス]
そのまま、議論は進みフェニとスリーピネスは机に体を預けて寝てしまい、最終的に、レイエスが言った案を今日中に通達することになった、そして翌日、唯が外で、絢の事を「ヤミリシア様」と言った時物凄く驚くことになるのである。
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なろう、カクヨム合算のごうけいPVが50000突破、カクヨム単体で10000を突破しました、ここまで読んでいただきありがとうございます。
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