80話・二回のお迎え

間違えてF5押したとき一気に書く気なくなってしまう

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 迎えに行ってから、二人が最下層に到達したのは、約2時間後の事だった、急に進む速度が落ちたことを不思議に思っていたが、その答えは二人が最後の扉を開けるのと同時に解決した、最後の扉を開けた二人は、ヘロヘロになって、今にも倒れそうなほど疲れ切っていた。


「お疲れ様です、お風呂とご飯、どちらを先にしますか?」


「絢様がいいです~」


「今すぐもう一周してきてその願いをかなえるか、私の質問に答えるか、選んでください」


「お風呂、お風呂がいいです!!……、あ、絢さんは私達が来てから一度のお風呂に入っていなかったですよね、せっかくなので一緒に入りませんか?」


 唯二だけ言っていたつもりだったのだが、先生から回答が返ってきた、それにしても、唯の泣きそうな顔を見ていると、何かに負けそうになるのは何故なんだろうか、先生もそれに負けてあんなことを言ったのだろう。


「……まあ、良いですよ、お風呂が先ですね、では……」


 軽く指を鳴らして転移魔法を発動させ、女風呂の脱衣所へと転移させた、まあまあ二人と距離が離れていたので、二人が壁に埋もれていなくてよかった。


「汚れた服は脱いでそこの籠に入れておいてください、あと服はこれでいいですか?」


 その場で二人の服を作り出して手渡す、二人を待っている間に、あの本を読んで得た知識やエルフの村で得た物の結晶だ、汚れず、壊れず、着やすいという国宝級の物になった気がするが、そんなことはどうでもいいので二人には伝えずに渡す、ちなみにサイズは特に聞いていないが、今、目視で軽く測ったので大丈夫だろう。


「多分大丈夫だと思います」


「私も大丈夫です!!」


「それは良かったです、では入りましょうか」


 先生と一緒に入るのが久しぶりで忘れていたのだが、先生は子供の体を洗うのが上手だ、特に洗髪が上手い、何故かと先生に聞いたら、特に意識はしていなかったらしいが、昔からよく友達の髪を洗わせられていたという、久しぶりなので、先生にリクエストをする、やはり先生の先発は上手だった。


 その後、自分の体は自分で洗い、そして全員で一つの湯船につかる、この風呂は、古代ローマ風か、日本風かどちらにしようかと思ったが、どうせなら二つ作って、毎日男女を入れ替えようという事になった、そんな風呂場の中の空気はとてもほのぼのとしていた。


「先生、明日はお休みです、そして明後日は、帝国とベンタール王国との会合を行います、先生も一緒に来ますか?」


「正直言って、行きたいとは思いません、でも、生徒が行くんです、先生がいかない訳にはいきません!!」


「分かりました、唯は……」


「行きます!!」


「分かってますよ……では、私はもう出ます、ほどほどにして、明日はゆっくり休んでください」


 そう言って私は私は風呂から出る。

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絢ちゃんの名前を統一する会議は81話全部使って開始されます(絢ちゃん抜きで)

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