75話・初めて他人に
二人が絢ちゃんに攻撃を当てるなんて10年は早いですね
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二人のお仕置きの後、訓練本番を始めてから1時間、止まっている私に攻撃を当てるだけだが、二人は私に一度も攻撃を当てることもできずに疲労困憊の状況だ。
「随分疲れているみたいですね、何かハンデは要りますか?」
「せめて……絢さんからの攻撃を……」
二人とも、もう限界限界が近いわね。
「今日はあと一時間で終わってあげるわ、もちろんこっちから攻撃はしないわよ
△▼△▼△▼△▼
それから一時間後、二人は全く動かないただの屍になっていた。
「二人とも大丈夫ですか?
生きてます?」
「生きてはいますが……」
「体中が痛いです、手加減を……手加減をお願いします」
少なくとも屍ではなかったようだ、だが、死に体のお仕置きの後、訓練本番を始めてから1時間、止まっている私に攻撃を当てるだけだが、二人は私に一度も攻撃を当てることもできずに疲労困憊の状況だ。
「随分疲れているみたいですね、何かハンデは要りますか?」
「せめて……絢さんからの攻撃を……」
二人とも、もう限界限界が近いわね。
「今日はあと一時間で終わってあげるわ、もちろんこっちから攻撃はしないわよ
△▼△▼△▼△▼
それから一時間後、二人は全く動かないただの屍になっていた。
「二人とも大丈夫ですか?
生きてます?」
「生きてはいますが……」
「体中が痛いです、手加減を……手加減をお願いします」
少なくとも屍ではなかったようだ、だが、死に体であることは変わりない。
「二人とも、身体中が筋肉痛やら、体のバグやらでいたいと思いますが、慣れないと戦うたびにその激痛が襲うので、治癒はかけませんよ」
「使えるのなら使ってくださいよ」
「私の物は、在った事をそのまま無かった事にするという物なので、今日の特訓の効果がそのまま無くなりますがいいですか?」
「じゃあ、せめて痛みが緩和するようなものでも……」
私は少し考えてその結果。
「……いいですよ、では痛覚耐性を付与しますね」
私は二人に触り、絵里先生の中でスキルを作り中でスキルを作る、唯にはスキル譲渡のスキルを作ってそのまま譲渡した、今まで私は他人にスキルを作るということをしていない、つまりは初めての試みだ、まあ無事にすむだろう。
「ふう、無事にできてよかったです」
「もしかしてさっきの間って……」
「はい、始めて他の人にスキルを作るので、もし失敗したらどうなるのか分かりませんでしたから、実験のご協力ありがとうございます……」
そう言うと、先生は「生きててよかった~」と言いながら泣き出してしまった。
「で、これが成功したので、今からお二人を大改造しますね!!」
「「大改造……ですか?」」
「はい!!」
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次回は二人のスキルを大改造します、どうなってしまうのでしょうか
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