42話・全迷宮攻略
今回で、ダンジョン攻略はいったん終わりです。
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後光のダンジョン、一番最後に回したダンジョンなのだが、実は、劫火のダンジョンよりも、此処の方が近かった、何故後回しにしたかというと単純に面倒くさそうだったからだ、眩しいし、魔物固いし、正直言って、面倒くさそうだったのだ、ただしやると決めた以上やらなければならない、それが私が私であるための条件である、しかしいざやってみると攻略はいつもどうりに進んでいった、結果、1時間ジャストでの攻略、上手くできた、本日四度目の扉を開き、中に入る、中に居たのは、大きな槍を持った女性で……扉を開けた瞬間には、私をめがけて切り込んでいた、ただ、この威力ならば愛刀を使うまでもない、結界一つ、たった一枚の結界で止める。
「ねぇ、私の従者にならない?あなたなら、戦闘の教育者になれると思うの」
「ならない」
「じゃあ、どうしたらなってくれる?」
「私より強かったらいいかも」
「じゃあ、もう条件は満たしてるや」
彼女は結界から槍を放し、もう一度攻撃をしようとするが、その行動が実行されるよりも先に私の蹴りが先に届く、この体になってから、体術は一度もしなかったが、なかなかいける、軽く身体強化を入れただけで、彼女が吹きとんだ、やり使いが槍を離したらいけないだろうに、吹き飛ばしたときの衝撃で槍から手を放してしまったようだ、私の近に槍が浮かんでいる、そのまま槍を掴み、彼女の喉に刃を突き付ける。
「私の方が強いみたいだね」
「はい、そのようです」
そのまま神を起こし、そのままほとんどいつもと同じ感じで進んだ、最終的に椅子は9つに増えた、そのまま彼女を従者にする、元の名前はなかったが、妖精の女王をしていたそうで、名前はティターニアにした、そのまま屋敷に帰ると、ギルド長のクラウストさんが来ていた。
「こんにちは、お邪魔してます、ところで何ですが、繁盛していますね」
「はい、そうですね」
「商業ギルドの本部長が来ているのですよ……何かしました?」
「いえ、何もしていませんが……、何かありました?」
「商業ギルドの許可を取っていない商売だとか……。」
「そんなものがいるのですか?」
「逆に要らないと思います?」
ここまで私とクラウストさんが交互に一切途切れずに話し合っている、商業をするのに、商業ギルドの許可がいるなんて初めて知った、どうしましょうか。
「どうしたらいいですか?」
「先ほども言いましたが、現在商業ギルドの本部長が、冒険者ギルドに来ています、僕についてきてください」
「……、分かりました」
「その間はなんですか!?」
「なんでもありませんよ」
私はにっこりとして返答する。
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商業ギルドにどんな交渉をするつもりなのでしょうか
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