41話・妖狐姫と人狼姫

妖狐とか人狼っていいなって思うのは作者の話

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 いったん人数整理のために屋敷に帰ると、一体何があったのか大繁盛していた、ここまで人気が出たら、昨日作った商品も今日中には売り切れるかもしれない、取りあえず、いつの間にかできていた裏口から、中に入り、いったんバルドルフを呼ぶ、ベフィとレイエスはいつの間にかいなくなっていたが、バルドルフにジズを紹介し、ジズとバルドルフ二人で受付をするように命じる、二人ならば完璧にやってくれるだろう、シルキーは、誰にも見られないように一瞬で品出しをしてそのまま倉庫に戻るというのを繰り返しているようだ、何気に凄い、いつの間にかレイエスが帰ってきていた。


「ベフィはどうしたんですか?」


「フェニと同じベットに寝かせてきました」


 そう答えながら何故か鼻血を出しているレイエスの状態を無視し、再び、私と、リヴィ、レイエスの三人構成で、次のダンジョンへと転移する、次のダンジョンは劫火のダンジョン、今までのダンジョンと違うことはとても暑いことだ、だが特に気にすることでもないので、私たちは走り続ける、神が眠るダンジョンについて書かれた本によると、このダンジョンは他のダンジョンとは違う特徴があるらしい、その特徴とは、このダンジョンにのみ、管理者が二人いるらしい、どんな子達なのか考えながら、1時間ほどで最下層にまでついた、そして扉を開ける。

 そして、開いた扉の先は、城があった、大きい城だ、私達が来るのを分かっていたかのように二人の管理人が立っていた。


「お待ちしておりました、ヤミリシア様」


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 何故私達が来ることを知っていたのかや、自分たちのことについて話してくれた、彼女たちは、自分の力で未来を知り、私達が今日くること、そして、彼女たちを従者にする姿を見たらしい。

 そして重要なのは彼女たち自身について、一人目の名前はエレナ、妖狐族の始祖種で、薄らと黄色が混じった白髪に、白い9つの尾に狐耳を持っている、おそらく妖狐族の長なのだろう、そしてもう一人、名前はニーナ、人狼族の始祖種で、銀髪で、耳も尻尾も銀色、彼女もおそらく人狼族の長なのだろう。

 彼女達は、私達に彼女たちの種族を全員受け入れることと引き換えに、私の従者になることを了承してくれた、私としても、そろそろ人手が足りなくなりそうだったのでタイミングもよかった。

 そのまま、神界で神達と会い、そのままいったん屋敷に帰り、エレナとニーナを置いて、最後のダンジョンへ行く、劫火のダンジョンで眠っていたニーナさんも、私が買える前に私の頬にキスをした、やはり神達には幼女をめでる趣味があるのだろう、そう考えながら、私は最後のダンジョンを攻略する。

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後に二人は、絢の商会の看板娘となるのだった

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